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VLOGCAM ZV-E10 を見てきた

9/17 に発売予定の VLOGCAM ZV-E10 の先行展示を見に銀座ソニーショールームに行ってきました。

ソニー / VLOGCAM ZV-E10

私は Vlogger ではないのでこのカメラの本来の対象ユーザーではありませんが、「APS-C フォーマットの E マウントカメラ」としては破格の安さで α6000 からの買い換え先として注目していたのでした。といっても先日 α7C を買ってしまったので、α7 III のコンパクトなサブ機としての用途はほぼ満足しているんですけどね。
それでも気になっていることは変わりなく、Vlog 用ではなくあくまでスチルカメラ(+たまに動画撮影)として見たときの使い勝手はどうか?という観点で触ってみました。

ZV-E10 は α6400 をベースに Vlog 撮影に最適化したカメラなので、見た目はほぼ α6400。背面は EVF がなくなって液晶がチルトからバリアングルに変更された以外はほとんど同じです。唯一削除ボタンに見慣れないアイコン(商品レビュー用設定)が追加されている程度でしょうか。スチルカメラとしても α6000 シリーズとほとんど変わらない感覚で操作できます。

バリアングルは横に開くタイプ。私は α7C で初めてまともに横開きタイプのバリアングルを使い始めましたが、シンプルなチルトに慣れていると単純に上下チルトしたいだけでも液晶を横に出さなくてはならないのと、画面が光軸から大きくずれるのはちょっと使いにくいですね。とはいえ従来も縦位置撮影時にチルトできないのは大きな不満だったから一長一短ではありますが。その点では α77 の 3 軸チルトは優秀だったなあ…α7C の後継機種からでも良いからあれを復活させてくれないでしょうか。

上面のレイアウトは大きく変わりました。電源スイッチがシャッターボタンから離れ、代わりにズームレバーが搭載。動画や自撮りの際はレンズのズームリングではなくパワーズーム/デジタルズームのほうが使い勝手が良いためでしょう。
またモードダイヤルは廃止され、大きな録画ボタンや背景ぼけ切換、撮影モード切替ボタンが追加されています。撮影モードは静止画・動画・S&Q(スロー&クイック)を切り換えるもので、スチルカメラのモードダイヤルとは役割が大きく異なります。スチルカメラとしての撮影モードはメニュー(またはユーザーがアサインするカスタムキー)から設定することになりますが、私が使うとしたらスチルはほぼ A(絞り優先)固定で使うから問題にはならないかな。

絞り値ではなく背景ぼけ切換ボタンでワンタッチでくっきり/ぼけを切り換える方式。難しい用語とか設定値を意識せずに Vlog として見栄えのする画を作らせることに特化しています。この時点で完全に私が使うカメラではないという印象を受けますが、ターゲットユーザーがハッキリしていて分かりやすい商品企画ではあります。

UI もボタン操作に応じて画面にガイドを表示するようになっています。「画面に表示される設定値の意味が分かってる前提」の従来型のスチルカメラやカムコーダーとは違って、映像の専門知識がなくても「どういう画を作りたいか」でざっくりいじればあとはカメラがやってくれるというアプローチ。出始めの頃のミラーレスカメラの初期 UI がこんな感じでしたね。

まあ私はあくまでミラーレスカメラとして使うので、Vlog 用のボタン等は不要。カスタムキー設定で好きな機能にアサイン変更して使えればそれで十分です。
背面ボタンは他の E マウントカメラ同様にアサイン変更可能。ただし α6000 系とは異なりカーソルキーの中央が変更できない模様。私は中央キーに「フォーカススタンダード」(AF カーソルのオン/オフ)を割り当てて使っているのですが、ZV-E10 ではそれは削除ボタンにアサインするしかなさそうです。

上面の二つのボタンもアサイン変更可能。私なら動画撮影ボタンはそのまま生かしておきますが、ボケ切換ボタンはピント拡大かサイレントシャッターオン/オフに割り当てるかな。

メインカメラとして使うのであればアサイン可能なボタンはあと 1~2 個欲しいところですが、サブ機ならこれくらいでもまあ使い物になる印象です。

ちなみにカスタムキーアサインはスチルモードとムービーモードでそれぞれ設定することができるので、スチル用にゴリゴリにカスタムしても動画用は動画用で最適化することができます。このへんは最近の E マウントカメラも同様ですね。

というわけで、Vlogger でなくともカスタム次第で十分使い物になりそうなカメラだと感じました。何しろ安いし、EVF が必要なければ α6400 よりもこちらのほうがお買い得。
サイズ感も α6000 系からちょっとだけしか小さくなってないにも関わらず、体感的には一回り小さく感じます。横幅が 5mm ほど短くなっていることと、EVF の出っ張りがなくなっているのが大きいんですかね。でも個人的には α6000 の感覚で EVF を覗きたくなりそうなので、実際に買って使い始めたらそこが不満に感じてしまうような気がします。

コンデジ代わりのサブ機としては価格も含めけっこう魅力的ではあるんですよね。発売日まであと二週間ほどあるし、もうちょっと悩んでみます。

ソニー / VLOGCAM ZV-E10

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