iPad mini 6 用キャリングケースを購入

iPad mini 6 のキャリングケースをようやく購入しました。

Dadanism / iPad mini 6 ケース （グレーパープル）

iPad mini 6 のケース、純正の Smart Folio は受注開始直後の時点でもう 6 週間待ちの状況（ヨドバシで聞いたら発売日にさえほとんど入荷割り当てがなかったとのこと）、これでケース難民が出たのか Amazon の中華製ケースも軒並み品切れで、本体の発売から三週間経ってようやくサードパーティ製のケースを手に入れることができました。これまでの機種を使って経験したのは、純正だろうとサードパーティだろうと TPU 系のカバーは（私の使い方だと）一年も使えばボロボロになること。純正 Smart Folio はイングリッシュラベンダーがけっこう良い色っぽいけど一年しか使えないものに ￥7,480 というのはちょっともったいないし、サードパーティ製ケースの方が入荷予定も早かったし、とりあえずこっちでいいやと。

Amazon で買える中華ケースなら ESR か ProCase あたりの品質が気に入っているんですが iPad mini 6 向けは仕様やカラーがあまり好みではなかったので、Dadanism という聞いたこともないブランドのものを失敗覚悟で購入してみました。ちなみに Amazon にはほぼ同じものと思われる商品が TiMOVO とか ATiC といったブランドからも発売されているようです。

私が購入したカラーはグレーパープル。本体色のパープルに合わせましたが、実際の色味はパープルというよりもくすんだブルーグレーという感じ。でも本体色とのマッチングは悪くないです。ただ、その後純正 Smart Folio の色味に寄せたラベンダー色も発売されたようなので(´д`)、今から買うならそっちですかね。

背面カバーはポリカーボネート製。クリアカラーで本体色が直接見えるところが良い。表面はフロスト仕上げで細かい擦り傷や手脂が目立ちにくくなっています。
純正 Smart Folio は背面まで TPU で覆われてせっかくの本体色が見えなくなってしまうので、わざわざ色味のあるモデルを買った勢としてはあえてサードパーティ製を選ぶのも良いかと。安いから買い換えも気兼ねなくできるし。

カメラ周りはカバー自体が 0.5mm ほど隆起していて、カバンの中等でもカメラのエッジが他の荷物に触れにくいようになっています。最近のスマホやタブレットのカメラはガラスが硬いからレンズ自体に傷つくことはまずありませんが、逆にレンズが他のものを傷つけるんですよね…。背面カメラが飛び出している iPad mini 6 もモバイルするなら何かしらのカバーは必須だと思います。

側面もきっちり保護。USB-C ポート周辺だけ切り欠かれています。またスピーカーの孔が精度高く抜かれている作りも良い。

反対側も電源キーとボリュームキー、スピーカー孔以外はしっかり保護されます。

ただし長辺だけはほぼ剥き出し。Apple Pencil を装着する都合上やむを得ないとは思いますが、背面側のポリカが側面よりも少し飛び出す形状になっているからあまり傷つくことはなさそう。これを Apple Pencil ごと保護するような形状のカバーも発売されていますが、それだと横幅が広がって片手持ちしづらくなるので個人的にはこちらの形状が良いです。

フリップカバーには当然のようにマグネットが仕込まれていて開閉と電源が連動。
フリップの裏面はこの手の中華ケースにありがちな毛足の短い不織布みたいな質感で、純正のスエードっぽい高級感はありません。でも純正品の裏面は使っているうちに黒ずんできやすいので、こちらのほうが汚れにくくて良いかも。

ちょっとした難点（？）はスタンドの角度。純正品はフリップカバーを不均等に分割しているのに対してこの Dadanism のケースはほぼ均等割りしているため、純正品に比べると少し立っています。角度にして 2～3° という差ですが、動画を見たり外付けキーボードでテキスト入力しようとしたりすると微妙な違和感。慣れる範囲だとは思いますが、用途次第では要注意。

ケースが届いたことでようやく iPad mini 6 を本格的に活用できます。ケースがないと自立させられないし傷つけるのも怖くて購入以来あまり持ち出せていなかったんですよね。
今や iPad mini は自分にとってかつての VAIO type P 的なポジションに収まっているので、これでどこに行くにも着いてきてもらうこととします。