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中国家庭料理 你好 池上店

先日、むしょうに餃子が食べたくなったので、家族で出掛けたついでに食べに行ってきました。

中国家庭料理 你好 恵盛

羽根付き餃子の元祖と言われている「你好(ニイハオ)」。京急蒲田にある本店が有名ですが、目黒・新橋・渋谷など意外なほど他店舗展開しています。
今回訪問したのは池上の、しかも駅からちょっと離れたところにある店舗。こんなところに支店があったんですね。

店内はいかにもな中華料理屋感。しかし建物自体が新しくて清潔感があります。
赤や金の装飾が踊るお店で中華を食べるとなんか非日常感があって盛り上がります。

数多くの料理がゴチャッと載ったメニューから選ぶぞー、と思っていたらメニューと注文はタブレット端末で行う方式でした。
こういうところだけ妙にチェーン店感。

というわけで、まずは普通の焼き餃子から。
蒲田系羽根付き餃子というと私は「歓迎」の方が好みなんですが、你好の餃子も軽くていくらでも食べられる感じが好き。

そうなるとたまらず生ビールを頼んでしまうわけです。
COVID-19 が広まって以来、四塁上に昼から飲む機会も減っていますが、たまにこういうのやると堪りませんね。昼ビールの悦楽。

春巻。
想像していたよりも小ぶりで、具よりも皮のサクサク感を楽しむタイプ。だからこそビールに合います。

続いて揚げ餃子。焼き餃子とはまた全然違うタイプ。
揚げたては本当にアツアツで口の中を火傷しそうになりながら、ハフハフ食べてビールを流し込む!うまい。

シソ餃子。見た目では普通の焼き餃子との区別がつきませんが、シソの香味が爽やかで焼き餃子以上に軽い。
これは夏場に食べたらもっとおいしく感じるだろうなあ。

さらに、エビ餃子。
エビのプリプリ感と風味が幸せにしてくれます。普通のにシソにエビ、似たような餃子でも全然方向性が違う。おいしくて楽しい。

点心の最後に焼き小籠包。
蒸籠蒸しじゃなくて「焼き」の小籠包って初めて食べたけど、パリパリ感がありつつ蒸しよりもうまみが凝縮されてる感がイイ。これ、ハマるかも。

ちなみに点心はテーブルの上に載りきらないくらい一気に出てきたんですが、一緒に頼んだはずの一品料理が出てくるまでちょっと時間がかかりました。
厨房は一人でやってるっぽかったし仕方ないか。餃子の店だけあって、餃子だけはすぐに出せるように仕込んであるんでしょう。

というわけで一品料理、まずは揚げ鶏肉の四川風炒め。
鷹の爪が容赦なく入っているけど辛そうなのは見た目だけで、味はピリ辛程度。うまみと辛味のバランスがちょうど良い、これはビールが進みます。

続いて五目おこげ。
おこげはパリパリのまま食べてもおいしいし、餡が浸みてしっとりしてから食べてもおいしい。逸品で二度楽しめる中華の醍醐味。
でも一人で来るとここまで辿り着けないことが多いので、複数人で来てこそですね。

そろそろ口の中をさっぱりさせたかったので、レモンサワーへと移行。
昼間っから飲み過ぎるわけにもいかないからほどほどにしておきますが。

中華の王道、エビチリ。
さっきのエビ餃子も良かったけど、チリソースが絡むとまた格別にうまい。

そして茄子と牛肉のオイスター炒め。
言うほど牛肉は入っていませんが、素揚げされた茄子にオイスターソースが絡んでうまい!この茄子、ちょっとすごい。

〆は酸辣湯麺…なんですが、これがまた酸っぱい!!!
辣の辛さを感じる暇がないほどの酸っぱさ。これが本場中華の酸辣湯なのか、それとも味のバランスを間違えたのか分からないけど強烈な酸味。さすがにスープを飲み干すまでは行けませんでした。

最後に酸辣湯麺の洗礼を受けるとは思わなかったけど、どれもこれもおいしかった。ちょっと食べ過ぎた…。
一人だったら餃子ライスとか餃子ビールで満足しちゃってたところ、多人数で来るといろいろ食べられるのが中華の良いところです。

また食べに来ようと思います。
ごちそうさまでした。

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