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野村不動産のシェアオフィス「H¹T」を利用してみた

COVID-19 に端を発する「基本的に出社しない生活」もかれこれ 1 年と 9 ヶ月が経過しました。今は月に 2~3 回用があるときだけ出社するようなワークスタイルで、おそらく感染状況に関わらず今後もこういう働き方になっていきそうです。

出社しない勤務ということは逆に言えばどこで働いてもいいわけで、人によっては郊外や地方でワーケーション形式を取るケースもあるようです。私はそこまでではないけど平日にプライベートで外出する用事があるときに途中でネットカフェの個室に入って仕事することはたまにありました。最近はときどきシェアオフィスも利用し始めているのですが、今回は野村不動産が運営するシェアオフィス「H¹T」を使ってみました。

シェアオフィス H¹T|野村不動産のサテライト型シェアオフィス H¹T

H1T

このたび利用したのは H¹T の日本橋にある店舗。有名な麒麟像のある「日本橋」からすぐのところにある雑居ビルの 2 フロアがシェアオフィスになっていました。H¹T の店舗はまだ首都圏中心ですが提携店を含めると 150 店舗前後あり、都内ならばわりとどこにいても仕事ができる印象。

利用する際はあらかじめ Web またはスマホアプリで予約します。直前でも 15 分単位で予約できるため、外回り中にちょっと時間が空いた場合でも喫茶店に入るより落ち着いて仕事ができるのは良さそうです。

H1T

エレベーターを降りてすぐのところがオートロックになっていて、ここから先は予約者のみが入れます。
ドア付近には NFC リーダーもついていますが、これの利用法については後述。NFC を使わなくてもスマホでオートロックを解除できます。

H1T

予約時間の 5 分前からスマホアプリ上にオートロックの解除ボタンが表示され、これを押すことで解錠します。
スマホは GPS で現在地を取得しているため実際にその場にいないと解除することはできません。GPS といってもどれくらいの精度で検出しているのか判りませんが。

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シェアオフィス内はこんな感じ。オープンスペース部はアクリルパーティションで仕切られ、なおかつ一席飛ばしで着席するようになっています。
このオープンスペースでも会話・電話・Web 会議をして良いことになっていますが、少なくとも私が利用している時間帯では見かけませんでした。まあ他の利用者がいる状況だと機密性のある話はできませんよね。

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ちなみに座席によっては 13inch のモバイルモニターが設置されていて、セカンドディスプレイとして利用可能。モバイルモニターなのにセキュリティワイヤーつきで事実上動かせないのは、デスクスペースの問題で大型ディスプレイが置けないからということなんでしょう。

私は職場や自宅ではデュアルディスプレイ(ノート PC+外付けディスプレイ)で仕事していて、これがないと効率が下がってしまうからこれはありがたい。

H1T

無料貸出の備品。文房具類はいいとして、ノート PC 用のプライバシーフィルターや USB 扇風機が置いてあるのが地味に嬉しい。
私は在宅勤務時以外はプライバシーフィルターはつけっぱなしですが、普段使っていない人がこういう場所のオープンスペースで仕事する際には助かるでしょう。

H1T

お茶やコーヒー類はフリードリンク制。ちなみに隣のビルにはローソンがあり、日本橋だから周辺には飲食店も多数あるので飲食には困りません。
充レン」によるモバイルバッテリーのレンタル(有料)もあり。基本的にここでコンセントが取れるからあまり使わないような気はしますが、ここでバッテリーを借りていって出先の駅やコンビニ・スーパーにあるスタンドに返却、という使い方はあるかな。

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こちらが NFC カード登録機。この iPad にメールアドレス・パスワードを入力し、隣の NFC リーダーに任意の NFC(スマホでなくても良い)を読み込ませることで出入口の解錠タグとして利用できるようになります。初回利用時だけはスマホアプリから解錠する必要がありますが、一度登録してしまえば次回からは NFC で入退館できます。いちいちアプリを起動しなくてもスマホやカードをかざすだけで良いのはラク。

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個室(二人用会議室)。他に一人用のブースもありますがそちらは半個室なので、今回は VC 予定もあったため完全個室である二人用会議室を利用しました。
照明は暖色系で少し暗め。落ち着けるけど仕事するならもう少し明るい方が良い気はします。
21inch くらいのモニターと無料 Wi-Fi が利用可能なので在宅勤務とほぼ変わらない環境で仕事ができますね。

ただし完全個室といっても壁は薄めで、隣室の利用者の声が大きめだったこともあって静かとは言い難い環境でした。私は基本デスクワーク+VC 中心の業務ですが他の利用者は営業系で外回りの合間に利用している人の率が高いようで、ミーティングや電話の大きな声が頻繁に聞こえてきたのはちょっと困りました。集中して仕事がしたければノイズキャンセリングヘッドホンは必須ですね…VC 用として WH-1000XM3 を持って行っておいて良かった。
逆にこちらの越えも筒抜けということになるので、VC する際の声量には気をつけた方が良いでしょう。

単価でいえばネットカフェの完全個室と大して変わらないし、利用時間が長い場合はビジネスホテルのテレワークプランを利用した方が時間単価が安かったりしますが、首都圏ならば店舗数が多くて短時間から使えるのがメリットでしょう。私は今後もときどき利用しようと思います。

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