昨日に続いてホンダレーシングサンクスデー 2021-2022 の写真を掲載していきます。
Honda Racing THANKS DAY 2021-2022
[ Sony α7 III | Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]
私が鈴鹿サーキットを訪れたのは今回が四度目ですが、初めてグランドスタンドに入りました。F1 だとグランドスタンドは高価いのと、メインストレートだから写真撮影的には面白みに欠けるからあえて避けがち。しかしピットの様子がよく見えて、これはこれで面白いというのが改めての発見ですね。
ちなみにメインストレートは最終コーナーからターン 1 にかけて緩やかに下っていくので、グランドスタンドからだと左下がりに見えます。
[ Sony α7 III | SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS C020 ]
オープニングセレモニーにて本田技研の三部社長の紹介で登場したホンダドライバー/ライダー陣。今回は COVID 下での開催ということで海外陣の参加はなく、ほぼ国内で活躍する日本人ドライバー/ライダーのみ。ちょっと寂しいけど仕方ないですね。その代わり SF/SGT のホンダドライバーがフル出席という豪華な顔ぶれでした。
個人的には F1 関係者として HRD-Sakura の浅木さんかホンダから独立されたばかりの山本さんにでも来ていただきたかったところ。
[ Sony α7 III | Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]
ピットビューイングパスを購入しておいたのでピットエリアに入ることができました!
今までは画面越しにしか見たことがなかったからこれは感激。
いきなり(旧)シビック TYPE R のレースコントロールカーが出迎えてくれます。
[ Sony α7 III | Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]
NSX のセーフティカーも展示中。
この先のピットに多数のレースカーが待機しているのに、なかなか先に進ませてもらえません(笑
[ Sony α7 III | Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]
まずは一堂に会した二輪車たち。鈴鹿のオンロードのピットにオフ車が並んでいるのがレア。
MotoGP マシンの存在感が際立っていますね。このオレンジの REPSOL カラーがカッコイイんだよなあ…普段 MotoGP 見てないのにチームウェアを買いそうになったことが何度もあります(笑
[ Sony α7 III | Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]
スーパーフォーミュラ、B-Max Racing の松下信治のマシンです。
昨年の松下信治はスーパー GT で日産陣営に移籍するなどゴタゴタがありましたが、今年は SF/SGT ともにホンダ陣営に出戻り。F1 には行けなかったけど能力のあるドライバーだと思うので、改めてがんばってほしい。
[ Sony α7 III | Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]
スーパー GT に参戦する NSX は Type S のフェイスに刷新されて精悍なイメージになりました。
こちらは ARTA チームのクルマですが、まだテスト用カラーということで大半の外装がカーボン目剥き出しになっています。カーボニストとしてはもうこのままレギュラーシーズンも走ってほしいくらいカッコイイ。
[ Sony α7 III | Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]
レッドブル無限のガレージでは笹原右京・大湯都史樹両選手に遭遇!
なんかメディアの撮影中だったようですが、ちょうど良い具合に私も撮らせていただきました。
この二人、クルマに乗っていないときはレーサーらしからぬとても穏やかな雰囲気で個人的に好きなんですよね。角田裕毅の SRS-F 時代の同期でもあるし、けっこう応援しています。
[ Sony α7 III | Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]
ピットエリアの先の方に目をやると、コースインしていくクルマからはこういう光景が見えているのか…という感慨に浸れます。
ピットビューイングはサンクスデーの観戦券とは別途料金がかかりますが、¥1,500 でここに 30 分いられるならむしろ安いとさえ思えます。
[ Sony α7 III | SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS C020 ]
というわけでピットビューイング後は再びグランドスタンドに戻ってイベント観戦。
これ↑は新型シビックを使ったホンダドライバーによるマッチレース。昨秋発売されたばかりでまだ街中でもほとんど見かけない新車です。ノーマルでもキビキビ走っていて、元シビック乗り(EK)的にはちょっと羨ましくなりました。昔はシビックというと若者向けというイメージだったのが、今や立派な大人向けなんですよね…。
[ Sony α7 III | SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS C020 ]
シビックバトルはレース中にドライバーとクルマが交代するリレー形式ということでしたが、交代時にドライバーがガレージのシャッターを上げると中にあったクルマのヘッドランプがまるでグランツーリスモで新車をゲットしたときのように「ビカン!」と光ったと思ったら、
[ Sony α7 III | SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS C020 ]
中から出てきたのは開発中の新型 TYPE R!
この新 TYPE R が走行状態を一般公開するのも、二台が同時走行するのもこれが初めてとのこと。これは嬉しいサプライズでした。
[ Sony α7 III | SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS C020 ]
さっきまで走っていたノーマルシビックとは動きが全然違う。さすがはレース仕様車です。
ちなみにこのカモフラージュ柄には歴代のシビック TYPE R のシルエットが無数に描かれているとのこと。最近は試作車のカモフラージュ柄も凝ったものが増えていますが、ここまで来ると見せたいのか見せたくないのかよく分かりません(笑
[ Sony α7 III | SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS C020 ]
ホンダレーシングスクール鈴鹿のフォーミュラ練習車を使った HRS-Formula カップ。走っているのは皆現役の SF/SGT ドライバーで、いずれも HRS-Formula(の前身である SRS-Formula)の卒業生であり、一部は現在 HRS-Formula の講師としてこのクルマに乗っているというからもう国内トップドライバーのガチ対決なわけです。F1 や SF よりも小ぶりな HRS-Formula が鈴鹿のターン 1 にスリーワイドで入っていく姿はメチャクチャ熱かった。
[ Sony α7 III | SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS C020 ]
あとはデモラン系。
バイクレースはモトクロスしか撮ったことがなかったのですが、オン車は太いタイヤ・派手なカウル・人馬一体感のあるライディングポーズでこれもカッコイイですね。一度耐久ロードレースを見に行きたくなりました。
[ Sony α7 III | SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS C020 ]
こちらはスーパーフォーミュラ。
こういう客席とコースの距離のあるサーキットで四輪車を撮るのは相当久しぶり。流し撮りをうまく決めるのに苦労しました。
[ Sony α7 III | SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS C020 ]
最後のデモランはスーパー GT。
大トリに出てくるというのは、やはり国内レースの最高峰はオープンホイールではなく GT であることを改めて実感します。
個人的には NSX は Type S の顔よりもノーマルモデルのほうが好きだったんですが、太いフェンダーがついたりレース用の派手なカラーリングが施されたりするとこっちの顔のほうが映えますね。
[ Sony α7 III | SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS C020 ]
こちらはレッドブル無限の NSX。
カーボンブラックにクロームシルバーのレッドブルロゴがめちゃくちゃ渋カッコイイ。もうこっちが正式カラーでいいんじゃないでしょうか。
ちなみに私が取った席はグランドスタンド 2F(V2 エリア)の下のほうだったのですが、フェンスが邪魔になってまともに取れなかったため SGT のデモランでは空いていたスタンド上方に移動してみました。こっちのほうがフェンスに邪魔される部分が少なくて撮りやすいですね。次の機会があったら 2F の最後列を確保しよう。
[ Sony α7 III | SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS C020 ]
Astemo NSX。あまり見慣れないロゴとカラーだと思ったら、以前は青い KEIHIN NSX だったのが KEIHIN が日立子会社に吸収合併された結果去年から Astemo ブランドになったのでした。
GT マシンの走行写真は今回初めて撮りましたが、フォーミュラカーとはまた違った良さがありますね。一度スーパー GT のレースを撮りに行きたい。
[ Sony α7 III | SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS C020 ]
こちらは全日本モトクロスから山本鯨選手。昨シーズンの年間チャンピオンを獲得した直後に電撃引退を発表していました。
既に選手の立場ではなくなっていますが、今回のサンクスデーでは特別ゲスト的な扱いで招待されていた模様。MXGP から 2017 年に国内レースに復帰して以降 5 年間で 4 回の IA1 チャンピオンですからね。私も何度もレースを観戦しましたが、本当に安定して強いライダーでした。
今後は業界を活性化するための活動に従事されるとのこと。引き続きレースの現場で目撃する機会はありそうですが、ライダースーツを着た姿を見ることは減りそうなので、ここで最後を見届けることができて良かった。
[ Sony α7 III | Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]
というわけでサンクスデー、満喫しました。当日は途中粉雪も舞う気候で、しかもグランドスタンドにはずっと風も吹いていてめちゃくちゃ寒かったのですが、興奮で心は温まりました。
私のレース観戦は F1 を中心にときどきモトクロス・インディ・エアレースという感じでしたが、これをきっかけに他のカテゴリーにももっと目を向けていきたくなりました。
今後のホンダレーシングの活躍にも期待しています。まずは 2022 年の F1 に HRC がどういう形で関わっていくのかが間もなく明らかになるわけで、それを楽しみにしています。
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