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伊勢神宮詣で #1

伊勢神宮

[ Sony α7 III | Zeiss Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS ]

先日のホンダレーシングサンクスデーのついでに、あちこち旅して回ってきました。三重県ということで以前から一度行きたかった伊勢神宮詣でもそのひとつ。私は特に信仰心のあるほうではありませんが、天照大神を祀り日本のすべての神社の上に座する神宮ということで、一度自分の目で見てみたかった。

伊勢神宮は伊勢市駅近くにある外宮(げくう)と鉄道から少し離れた場所にある内宮(ないくう)に分かれており、私はまず外宮から巡ってみました。

伊勢神宮

[ Sony α7 III | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

「神宮」というくらいだからさぞかし立派な社殿が建ち並んでいるんのだろうと思っていたら、実際は建造物よりも深い森林に守られた静謐な空間という印象でした。そういえば去年行った鹿島神宮日光東照宮もそんな感じでしたかね。日本の古来からの自社ってそういうものなのかもしれません。

伊勢神宮

[ Sony α7 III | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

現地には観光ガイド的なものがあまりなく、あくまで神道の総本山という立場を貫いているように見えました。その代わりなのか、伊勢神宮の公式サイト内に「モデルコース」として Google マップのマイマップが配布されていてスマホを頼りに簡単な解説とともに見どころを順に巡れるのは助かりました。初めてのお伊勢参りに独りで臨んだ私には非常にありがたかった。

伊勢神宮

[ Sony α7 III | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

境内には多数の社殿があってそれぞれに異なる神様が祀られていますが、そのどれもがかなり簡素な建物であることに驚きました。↑の写真は別宮で、主となる神様を祀っている正宮はもう少し立派ですが、明治神宮や平安神宮のようなのをイメージしていると面食らいます。でも逆にこのほうが始祖の神々、日本書紀の古来より存在する神殿らしい感じもあります。

伊勢神宮

[ Sony α7 III | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

それにつけてもこの森の美しさよ。
枝ぶり、葉ぶり、そしてそれらの重なり。広角レンズをどこにどう向けてもフォトジェニック。いつまでもここに留まって写真を撮っていたい感覚に駆られます。

伊勢神宮

[ Sony α7 III | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

二千年の昔から神宮を守り続けてきた森。この森こそが伊勢神宮の正体であり、日本という国を形作ってきたものの象徴なのではないか…という気さえしてきます。これは日本の神宮・大社の多くが深い森に守られていることと無縁ではないのかもしれません。

伊勢神宮

[ Sony α7 III | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

私が行ったのはまだ早朝で人が少なかったこともあり、ひんやりとした空気の中で神秘的な感覚を味わいました。
特に信心深くなくても何かを感じる気がする、不思議な場所です。

伊勢神宮

[ Sony α7 III | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

帰り際、一見何もない場所で懸命に写真を撮っている人たちを見かけて何事かと思ったら、石垣にハート型の石(笑
昔からある石垣っぽかったから特に意図したものではないでしょうが、こういうものにも何かの意味を感じずにはいられないのが伊勢という場所の神秘なのかもしれません。

外宮の他に内宮のほうも当然巡ってきたので、次回のエントリーに続きます。

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