池上本門寺の御会式(万燈練供養)に行ってきました。
このお祭りは日蓮聖人の入滅日を記念するものだから何曜日に開催されるかはカレンダー次第。一昨年は平日の開催でしたが今年は日曜日、それも三連休の中日ということで例年以上に盛り上がっていたように思います。
※写真は全て α7 IV+FE24-70GM II にて撮影。
万燈練供養は池上通りの呑川~第二京浜間を交通規制して、そこから池上本門寺までを万灯や纏を引き連れた信徒が練り歩く行事。都内だけでなく全国の寺院から信徒さんが参加されます。
浅草の三社祭や神田明神の神田祭ほどの知名度はありませんが都内としてはかなり規模の大きなお祭りです。私は日蓮宗の信徒ではないのですが、昔この地域に住んでいたことがありとても馴染み深い。
纏を振る人、みんな楽しそうなんだよなあ。
そりゃあずっと練習してきたんだろうし、年に一度、一世一代の大舞台でこれだけの観衆に囲まれたらテンション上がるに違いない。
小さい子が纏を振る姿もかわいらしい。
みんなこれくらいの頃からやり続けて、大人になったら見事な纏を回すようになるのでしょう。
これが万灯。
全国各地にある山車系のお祭りのような巨大さや豪快さはありませんが、宵闇の中白く照らされた万灯がゆっくりと参道を進んでいく姿は味があります。この万灯の形も色も団体によって千差万別なのもまた楽しい。
万灯と纏を引き連れた集団が大小の鳴り物を慣らしながら練り歩くわけです。ときどき横笛を吹く人もいるけど基本的には鈴や太鼓といった鳴り物。
信徒さんに交じってお坊さんも普通に鳴り物を叩いているのが宗教に根ざしたお祭りらしさ。まあお祭り全体の雰囲気はそこまで宗教色強くないですけどね。
鳴り物のリズムは団体によってけっこう違うのに、入れ替わり立ち替わり流れてくるとシームレスに繋がって聞こえるのが不思議。さらにライトアップされた万灯やパフォーマー(纏)が練り歩く様子は、なんだかテーマパークのパレードっぽいなとも思ったり。歴史的な経緯を考えればむしろテーマパーク側がこういったお祭りを意識してパレードを作ったというのが正しいのでしょうが。
写真を大量に撮ってきてしまったので、次回に続きます。









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