晩秋の鎌倉殿巡り #1

ふと思い立って鎌倉まで写真を撮りに行ってきました。

写真目的で鎌倉に来たのは四年ぶり。ここの紅葉が好きだから来るのはいつも秋だったりします。とはいっても鎌倉の紅葉って少し遅くて 1～2 週間後が本当の見頃なのですが、こういうのは天候もあるし、思い立ったが吉日。北鎌倉から定番の寺社を巡って鎌倉駅まで徒歩ルートをとりました。

写真は全て α7 IV＋FE 24-105mm F4 G にて撮影。

まずは円覚寺。北鎌倉の駅を降りてすぐのところにある紅葉がきれいなお寺ですが、色づき具合はまだ五割といったところ。でもここはそもそも景色が良くて好きなんですよね。
お寺自体は禅寺だから絢爛さはなくて質素、いかにも鎌倉武士の信仰という感じだけどそれもまた鎌倉らしくて良い。

関東は明日からしばらく天候が崩れそうですが、今日は雲一つない快晴。秋らしく高い空に鎌倉の風景が映えます。
昨日の夜に思い立って今日朝早く行動開始したけど結果的には良かった。

ちなみに鎌倉は今まさに大河ドラマ『鎌倉殿の 13 人』の舞台になっているため、あちこちの寺社も含めて全力で鎌倉殿推し。
私は大河は見ていないのですが、ドラマの影響で聖地巡礼的に来ている観光客も多そうな感じでどこも混雑していました。

鎌倉の寺社、基本的にはどこも華美さのない落ち着いた感じなのですが、ちょっとしたところに花が飾られていたりしてそういう気の遣い方に侘び寂びを感じます。

今まで鎌倉に来てもスルーしていた明月院に今回は来てみました。有名な丸窓（悟りの窓）はどこかで見たような構図のトレスしか撮りようがなくて「自分が撮る必要ある？」と思っていたけどあえて撮ってみたりして。紅葉にはまだちょっと早かったし、その割には行列ができていたし、やや微妙。
でもここは鎌倉の観光スポットの中でも特に女子率が高くて、想像通りの映えスポットなんですね。紫陽花の名所としても有名だけど、平日に休みを取って早朝から来るくらいでないと写真的には厳しいだろうなあ。

明月院、あちこちにウサギのモチーフや像があって、さらにはウサギ小屋まであるくらいウサギ推し。何故かと思ったら名月の「月」にかけているそうですね。その発想はなかった（笑
他の寺院と比べても花で飾られている場所が多くて、これは女性に人気が出る理由が分かる気がしました。

今回はたくさん写真を撮ってきたので、次回に続きます。