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下北沢 居酒屋「こけら」

先日下北沢に行った際に気になっていたお店に改めて行ってきました。

こけら

こけら

アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』の第 8 話に登場した居酒屋「かおみせ」のモデルになったお店。とはいえモデルになったのは立地と外観のみのようですが、調べてみたら海鮮系でかなり良さげな雰囲気だったから一度飲みに来たいと思っていたのでした。ライヴハウス「SHELTER」からは徒歩 2 分ほど。

店名の「こけら」は劇場などの新規オープン公演のことをいう「こけら落とし」に由来するのではないでしょうか。小劇場がたくさんある芝居の街・下北沢らしい店名。ぼざろの劇中にもあったように、芝居やライヴの打ち上げにもよく使われるに違いありません。
ちなみに予約はトレタでオンラインからサクッと取ることができました。

こけら

扉を開けるなり漂ってくる海の匂い。新鮮な魚介をその場で捌いて提供している店ならではの匂いです。

店内の作りは「かおみせ」とは全然違って、板場を取り囲むような L 字カウンターとその後ろにテーブル席が少し。カウンターだと目の前で魚を捌く様子を見ながら飲めます。

こけら

小上がりもあるけど掘りごたつ式で 4 席単位な感じ。もしかすると奥の扉を開くと隣の部屋と繋げられるのかもしれません。

こけら

達筆すぎて解読が難しいお品書き(笑)。でも読み解いていくと、どれもおいしそうなメニューばかりで目移りします。

こけら

ま、何はなくとも生ビールから。この生、注ぎ方が上手でおいしい。

なにげにもう 2 月にも関わらず、2023 年に入ってこれが初めての夜飲みでした。1 月はあんまり外出しなかったからなあ。

こけら

つまみはまずあら煮大根から。
あっさり目の味付けでおいしい。そうそう、こういうものが食べたかった。

こけら

そしていぶりがっことクリームチーズ酒盗。個人的にいぶりがっこチーズがあると頼まざるを得ません。
いぶりがっこの上にクリームチーズと、さらに酒盗が乗ってきて、これはおいしくないわけがない。

こけら

ポテトサラダ。想像以上にボリュームのあるポテサラで、味付けも酒のつまみとして絶妙。

この店、絶対においしいに違いないという私の予想は正しかった。

こけら

初手の三品で生ビールが簡単に殲滅されてしまったため、ハイボールを追加注文。
なみなみと注がれているのが嬉しい。

こけら

イチジクと酒粕とレーズンバター。
これめっちゃおいしいんですけど!!!イチジクと酒粕とレーズンバターを一緒に食べるという発想が今までなかった。酒飲みには堪らない一品ではないでしょうか。

こけら

白イカと海老、カッテージチーズのサラダ。
これまた予想を良い意味で裏切るように、イチゴとクルミが入っててフレッシュなおいしさ。思ってたより魚介感は薄いけど、こういうのもおいしい。

海鮮居酒屋だから和食ばかりだと思っていたら、さっきのレーズンバターといい洋っぽいメニューもすごく良いじゃないですか。

こけら

イワシと大葉明太巻き揚げ。これはもう組み合わせを見た時点で優勝確定でしょう!
明太子とイワシの濃厚な味わいがお酒をどんどん誘っていきます。

こけら

ここで本命、刺身盛り合わせ。今回は真鯛、ヒラマサ、赤貝、ウニ、イワシ、キンメ、マグロという組み合わせでした。
どれも新鮮でおいしかったけど、個人的にはイワシの刺身があるのが超嬉しい。

こけら

そうなると熱燗に行かざるを得ないというものです。
やっぱり冬の刺身には熱燗ですよね…。

こけら

牡蠣とちぢみほうれん草グラタン。これもいい。
この店の洋系メニュー、侮りがたし。海鮮居酒屋っていうと刺身を中心にシンプルに煮たり焼いたりというイメージがあるけど、こういうメニューが加わることで味のダイナミックレンジが広がります。

こけら

ちょっと肉系もいっときましょうということで、鳥もも肉パリパリ焼き。
皮のパリッとした食感と、鳥ももの肉汁感。和洋に加えて肉までいけるとは、やはりこの店底が知れない。

こけら

〆はちりめん山椒と大葉おにぎり。思ってたより大ぶりなおにぎりが出てきて驚いたけど、これがまたおいしい。
さっきの鳥ももと交互に食べるとえも言われぬおいしさを感じます。

こけら

いやー、どれもこれもおいしかった。聖地巡礼に関わらず、おいしいお店に巡り合えて幸せ。
下北沢ってなかなか行く機会がないけど、これはここで飲むためだけに訪れる価値ありますね。

機会を見つけてまた行きたいところです。
ごちそうさまでした。

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