先日のエントリーの続きでシグマ 60-600mm DGDN のハンズオン時に撮影した写真を掲載していきます。
この超望遠レンズ、しかも羽田エリアでのイベント開催ということは空港の展望デッキで試せってことですね!と早合点して第 1 ターミナルに行ってみたところ同様の人は他に誰もおらず。もしかして天空橋から出てはいけないルールでしたか…?だとしたらごめんなさい。
でも天空橋からだとほぼテレ端付近しか使いようがなかったので、様々な画角を試すという意味では展望デッキで撮ったのは正しかったと思います。
まあこの距離でも微妙に大気のゆらぎの影響が出始めています…気温と湿度が高い夏場ならともかく、真冬でもこういうことってあるんですね。いくら天気が良かったからといって。
でも天空橋から撮った写真に比べれば、60-600DGDN の解像力の高さの一端は感じられます。
これがワイド端(60mm)。A350 クラスであれば、展望デッキから駐機している機体の全体を捉えることができます。これは一般的な超望遠ズームだとワイド側が足りずに標準ズームに付け替える必要が出てくるので、このズーム域の広さはありがたい。レンズ単体で見たら重いけど、標準ズーム一本分浮かせられると思えば用途次第で「アリ」だと思います。
テレ端(600mm)。この距離ならやっぱりビタッと解像します。
コクピットの窓が反射してしまって見えづらいですが、中にいるパイロットまでちゃんと写っているのが 600mm の望遠力。ここまで引き寄せて撮りたいことが年に何回かはあるんだよなあ。
あまりボケ味を云々いうレンズではないかもしれませんが、今回私が撮ってみた限りではアウトフォーカスの部分も過去のシグマレンズのように硬い表現はなく、比較的素直にボケていってくれているように感じました。
この時間帯のこちらの滑走路はほぼ着陸用に使われていたようで、離陸シーンが撮れなかったのはちょっと残念でした。
でも久しぶりの航空機撮影は楽しかったし、60-600DGDN のポテンシャルは十分に感じられました。問題は価格で、ほぼ同額でソニー純正の 200-600mm G が買えるのも悩ましいところなのですが、想定される用途や使用頻度等も含め冷静に考えようと思います…こういう試した直後のテンションで判断するのはヤバイ(;´Д`)。
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