「うまい家庭の味が恋しくなったら、この家に帰ってこよう」
ドラマ『孤独のグルメ Season7』に登場した経堂の「マッシーナ メッシーナ」が 2021 年に町田に移転していました。町田って都心からだと微妙に遠くて今まで行けていなかったのですが、このたび思い立って移転先を訪問。
現在のマッシーナ メッシーナはお弁当の販売が主体で、経堂時代にやっていたランチバイキングは平日のみ、一日一組限定(最大四名まで)というスタイルで復活したようです。が、一組限定というところに一人で行くのもなんか申し訳ない。というわけで今回はお弁当目当てで行ってきました。
町田自体、今までたぶん二回くらいしか来たことがない。前回来たのは二十年くらい前だったような…駅前が思っていたよりも栄えていて驚きました(失礼)。
お店は駅から北東方向に徒歩 15 分ほどのところにある模様。散歩がてらゆるゆる歩いて行くと、芹ヶ谷公園というちょっと大きな公園にぶつかります。
その公園を突っ切って反対側に出たところの民家?ガレージ?の脇にお店の看板を発見。
「この階段の真中辺り 右側」。つまりこうでも説明しないと分かりにくい場所にある、ということですね。確かに事前に Google マップで場所を調べていたのですが、ストリートビューが入れないところにあるようでお店の外観をちゃんと確認できなかったんですよね…。
看板の指示通り階段を上がっていくと、途中にお店がありました。
お店、というか完全に民家ですね。経堂にあったときも知らないと気づけないレベルで民家だったけども。
実は開店時刻(正午)になるまで店先の小さな看板は出ておらず何度か前を素通りしてしまったのですが、正午頃に看板が出されたようで他のお客さんが並び始めたことでここで正解ということに気づきました。
庭先にカエルの置物。いかにも、な郊外の民家感。
こういうのが置いてあるだけでなんか和むなあ。
玄関の脇にはお茶のサービスが。入店待ちや弁当の順番待ちの際に飲んでくださいという意図でしょう。
おかみさんの人柄のような温かいほうじ茶、癒やされる。
玄関先でしばし待ってお弁当を購入。これで 500 円、ワンコインです。
天気が良かったから芹ヶ谷公園の中でいただきました。園内、ピクニックしに来てる人が多くて飲食用のテーブルもあちこちにあって、おあつらえ向き。
そうそう、この雑穀米だったよね。
弁当なのに炊きたての温かさがあって、お客さんに提供する都度よそっているっぽい。だから注文から出てくるまでに少し時間がかかるけど、この丁寧さがこの店の良さなんだなあ。
おかずは定番玉子焼きに焼き鯖、豚しゃぶ、茄子みそ、豆のサラダ、オクラのおひたし…これ、経堂のバイキングでも食べたおかずたちだ。町田でこういう形で再会できるとは。
まるで実家のような素朴な味。特にネギ入りの玉子焼きが甘い味付けで、おかみさんの優しさを感じる。
これだけいろいろ入って 500 円はそこいらの弁当屋じゃちょっと食べられないよ?
優しくてほっこりするお昼ごはんでした。
本当はグラタンやドリア、ギニアンカレーの「マフェ」もまた食べたかったけど、そういうのは店内バイキング限定なんだろうなあ。いつか誰かを誘って平日バイキング、来てみるしかないか。
ごちそうさまでした。
ちなみにお店は不定休なようですが、お店の Instagram にて毎月の営業予定を告知しているので興味がある方は事前にチェックを。
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