写真を撮りに外出したついでに、ここ一週間ほど SNS を賑わしている「例の駅」のモデルという場所に行ってきました。ミームが残っているうちに、本来行った場所の写真よりも先にこっちを公開します(笑
※写真はいずれも α7 IV+Vario-Tessar 16-35mm F4 ZA にて撮影。
Steam で配信開始されたゲーム『8 番出口』のモデルになったと言われる清澄白河駅です。このゲームは地下鉄の通路が無限回廊となっていて、途中で大小さまざまな異変が発生し、それに気づいたら引き返し、異変がなかったらそのまま進む。それを繰り返して 8 番出口から地上に出られればクリア、異変に気づかずに進んでしまうとゲームオーバー、というもの。
しかしそのモデルになったはずの清澄白河駅自体がそもそも怖いことがゲームそのものと並んで話題になっていました。確かに、地下通路天井の蛍光灯の配置が異常なのがなんか怖い!
普通なら、こういう地下通路にある照明は整然と並んでいるものです。が、ここの蛍光灯の配置は明らかに狂ってる(汗
規則性もなく、誰かが気まぐれでめちゃくちゃに配置したか、あるいは蛍光灯が自ら動いているのか。人間の感覚ではそういう風に見えて恐ろしくなります。
駅全体がおかしいわけではなく、ホームや改札を含む地下のメイン空間は他の駅と同様に整然としています。
なのに何故か地下と地上を繋ぐ階段付近や、地下駐輪場へと続く通路だけがおかしくなっている。まともなのは B1・B2 出口くらいで A1~A3 出口および地下駐輪場通路の照明がいずれも狂ってる。
これがアニメやゲームだったら怪異や魔女が支配する異空間に迷い込んでしまうところです。ある意味『8 番出口』のゲームよりも実在の駅のほうが怖いかもしれません。
後付けで増設したにしても不自然な並びだし、どうしてこうなっているのか?調べてみたらパブリックアートとしてあえてこういう表現になっているようですね。この駅、近くに現代美術館もあるからそういうのと親和性が高いのは解るけど、私にはちょっとアートには見えませんでした…。
新設の駅ならまだしも、既存の鉄道駅で内部をまじまじと見ることってまずないので、なかなか新鮮な体験でした。この駅、数えるほどしか降りたことないけどこうなっていることには今まで気づかなかったような…。でも今後はこの駅で降りるたびに「異変」を感じてしまうに違いありません。
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