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神田「魚と酒 つりや」の氷見ぶり塩焼と氷見ぶり刺身定食

先日行ってとても気に入った神田の「つりや」にまた行ってきました。

酒と魚 つりや

魚と酒 つりや

「ヒ ミ ツ」って書かれてると誰にも教えたくない店、という印象を受けますがこれはたぶん「氷見りや」の意味なんでしょう。

前回から間を置かずに再訪したのは氷見の寒ブリをまた食べたかったから、というのもあるんですが、今月末をもって閉店してしまうらしいという話を聞いたから。自分にとっての心のふるさとのような店にようやく出合えたと思ったらこんなにすぐ失ってしまうとは。なくなってしまう前に今一度食べに行くしかない、と思ったのでした。

魚と酒 つりや

この日の日替わりランチにはもちろん天然氷見ぶり丼が出ています。前回とは微妙に値段が変わっており、やはりブリの仕入れ値によって変動していることが分かります。
こういう店に来たら海鮮漬け丼とかも絶対おいしいんだけど、氷見産の天然寒ブリがあるなら絶対刺身で食べたい。

魚と酒 つりや

白壁に白木の明るい店内。こういうお店で集魚灯が照明代わりに使われてるの、なんかいい。

それにしてもまだ全然古びた感じもないのに、このお店がなくなってしまうというのは寂しい。

魚と酒 つりや

もう一度あの寒ぶり丼を食べてみたくもあったのですが、今回は氷見ぶり塩焼と氷見ぶり刺身定食を選択。
刺身系は必ず食べるつもりでいたけど塩焼とセットのお得感も捨てがたい。

たっぷりめの白飯と味噌汁、それにひっそりと玉子焼きが添えられているのも嬉しい。

魚と酒 つりや

氷見産の寒ブリ塩焼と、同じく氷見産の寒ぶり刺身。ブリ尽くしで富山人的には幸せなランチタイム。
個人的には、あと 300 円追加していいから刺身増量オプションとかあってほしいくらい。

魚と酒 つりや

ブリの焼き物というと照焼のイメージの方が強いけど、私は絶対塩焼派。このブリ自体のうまみをタレの味で誤魔化してしまうなんてもったいない。

脂の乗った、でも天然モノらしく程良く締まりもあるブリをシンプルに塩焼でいただく幸せ。腹身のほうに行くにつれて脂の乗り具合が強くなっていく変化もまた楽しい。これだけで白飯がバクバクいける。

魚と酒 つりや

刺身も至高。というか、ブリはやっぱり刺身が王様だなあ。
ブリ刺をこの厚みで出してくれるのって北陸の店くらいしかありません。でも個人的にはこの厚さが最もブリ刺をおいしくする厚さだと思ってます。

魚と酒 つりや

やっぱり氷見の寒ブリはうまい。私が根っからの富山人であることを改めて思い知りました。

そして返す返すもこの店がなくなってしまうのが惜しくてなりません。いろいろと調べてみても、都内でここ以上に寒ブリを思う存分食べさせてくれる店がどうにも見つからない。ぶりしゃぶの店はちょいちょい見つかるけど、刺身のままで食べたいんですよ!まあ、氷見の魚問屋直営のこの店以上にそれができる店もなかろう、という話なのですが。今後は本場のブリを刺身で食べたくなったら帰省するか、地元から送ってもらうしかないのかなあ…。

いつの日か、この店がまた東京に戻ってきてくれることを願っています。
本当にごちそうさまでした。

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