先日秋葉原に行ったときにこちらのお店でお昼を食べてきました。
惜しまれつつも 3 月末をもって全館閉店した肉ビルこと肉の万世 秋葉原本店。残念ながら排骨麺を食べることはもう叶わないのですが、焼肉店は近隣のビルに、洋食店は中央通りの電気街側に移転して営業しています(さらに言えばしゃぶしゃぶ・すきやきは新橋店で食べられます)。というわけで、今回は洋食レストランの方に行ってみました。
下階にサイゼリヤやエクセルシオールカフェが入居している「アキバプレイス」ビルの 3F が万世の新しい店舗。屋外からも「万」の赤提灯がぶら下がっている様子が窺えます。
以前の肉ビルの様子を知っているとエクセルシオールの脇を通ってエレベーターに乗ることにちょっと違和感をおぼえるわけですが、フロアに降り立った瞬間から完全に万世の空気感。明らかに別世界で、まるで肉ビルの一部をそのまま持ってきたような雰囲気です。
ちょっと高級なファミレス的雰囲気の店内は肉ビル時代と変わらず。ボックス席とか照明とか店内装飾とかもほぼそのまんまに見える。もうちょっと変わるかと思っていたけどこれは完全に万世で安心しました。
私は肉ビルに行くと排骨麺を食べることが多かったので、最後に洋食レストランに入ったのはいつだか思い出せないくらい前。二十年以上経ってるんじゃないでしょうか。それでも以前の店舗がハッキリ思い出せるくらいの再現度がすごい。
ハンバーグとステーキが主力のランチメニュー。そこそこいいお値段するけど、最近じゃファミレスも高いからそれよりもクオリティーの高い肉がこの値段で食べられるなら悪くない。
ステーキにするかハンバーグにするか迷うところ、私が選んだのは…
迷ったときには両方だ、ということでハンバーグ(180g)とカットステーキ(70g)のランチ。
鉄板からジュワジュワと油が飛び散りながら運ばれてくるから火傷に注意。
そういえば、こういうステーキ&ハンバーグ系のレストランに来たのもずいぶん久しぶり。この鉄板の上で焦げていくデミグラスソースの香りがたまらん。
ステーキの方はミディアムレアで注文したからまだ赤みが残っているのもイイ。
うん うまい肉だ、いかにも肉って肉だ。
ガーリックバターが添えられているのがまたいいじゃないですか。ステーキソースと相まって、肉のうまみを引き出してくれる。
ハンバーグ、粗挽きで肉肉しさを感じる。肉汁にチェダーチーズ、デミグラの三重奏がこたえられない。
このハンバーグとステーキを交互にいただける幸せ。
ライスセットについてくるのがコンソメスープじゃなくて豚汁、っていうのが万世らしい。
洋食レストランなのにここだけ「和」感。でもこのほっとする感じも好き。
レジカウンターでは万かつサンドをはじめ持ち帰り品も販売されています。
いやはや、久しぶりだったけど万世のハンバーグランチ、懐かしくもおいしかったなあ。お店の雰囲気がそのまんまだったのも良かった。
肉はそこらのファミレスよりも全然いいし、この界隈でハンバーグやステーキが食べたくなったらまた来よう。
ごちそうさまでした。
コメント