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SIGMA I Series 90mm の世界

先日購入したシグマの I Series 90mm F2.8 が楽しい。中望遠好きな私としてはこれくらい「切り取る」感覚のある画角と、パースの少ない画で被写体に真正面から向き合う感じがしっくり来ます。いっそ日の丸構図になってもいいから主題を決めてズバン!と撮るのが好きなんですよ。

※今回の写真は全て α7C+SIGMA 90mm F2.8 DG DN にて撮影。

背景がうるさいとボケが少し気になるけどまあ許容範囲。それよりも被写体と相対するときの距離感が私好みです。

このレンズに限らず中望遠で開放 F2.8 って中途半端と言われがちですが、周囲の状況をある程度見せたい写真であればこれくらいのボケでちょうど良い。F1.4 の主題がグッと浮き上がってくる画も印象的ですけどね。

中望遠にしてはかなり寄れるのも良いところ。一般的にこれくらいの焦点距離のレンズだと最短撮影距離が 80cm 前後であることが多いですが、このレンズは 50cm まで寄れる。マクロレンズ並みとは言わないまでもこれなら被写体にグッと近づいて撮ることができるし、F2.8 でも十分ボケる。私が他に何本か持っている 85mm 級のレンズよりも寄って撮る写真が多くなりそうです。

テーブルフォト的なのもいける。ボケに癖がなく滑らかなのが良いですね、とても扱いやすい。

焦点距離的には 35~40mm 級のレンズのような万能選手とはいきませんが、コンパクトなズームレンズや単焦点レンズと一緒に持ち歩けば「ここぞ」というシーンで活躍してくれそうな一本です。85mm F1.4~1.8 を持って行くのに躊躇うような日でも、このレンズならばカメラバッグの隙間に突っ込んでいける。やはり α7C の相棒として理想的なレンズだと思います。

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