角田裕毅のファンミーティングが相模原で開催。1100人のファン集まる……一部は12月25日からDAZNで配信予定
今週月曜日に開催された F1 ドライバー角田裕毅のファンミーティングに参加してきました。原則として SNS への投稿禁止、25 日の DAZN(Wednesday F1 Time)で配信された内容にのみ言及可能という厳しめのレギュレーションだったので配信された今ようやくレポートします。とはいえ書ける内容はあまり多くないのですが。
会場は相模原市民会館。相模原といえば春先に市役所での記念展示を見に来たところですが、市役所の隣が市民会館でした。会場は 1,100 人程度のキャパでチケットは完売状態だったようです。
全席自由で開場 17:30、開演 18:30 のところ入場整理券の配布が 15:00 で 14:30 から行列形成(それ以前は行列 NG)という話だったので 14:15 頃に現着したところ既に行列ができており、14:30 から整理券が配布開始されました。それならもっと早く行ったのに。
私の整理番号は 202、実際には一般入場者の前に親子連れ枠が 200 人程度あったようなので私の入場順は 400 番くらいだったものと思われます。
ここから三時間程度待つ必要があるわけですが、周囲に時間を潰せそうな場所も限られているため近隣のロイホやデニーズは大半が角田ファンで埋め尽くされていました(私はデニーズを利用)。
というわけで入場。印象的だったのは、この手のイベントだと通常は RB/アルファタウリだけでなくレッドブル系のウェアを着たファンもそれなりにいることが多いのに、今回はあんなことがあった直後だからかレッドブルのウェアを着たファンはほぼ皆無。RB/アルファタウリか角田裕毅ブランドのウェアを着た人ばかりでしたね。
イベントは motorsport.com の田中編集長にレーシングドライバーの笹原右京さん、あとは DAZN でおなじみのサッシャさんが進行して途中から角田が登場。もし昇格見送りにショックを受けているようなら声援で励ましたいと思っていたのですが、全くそんな様子もなく自然体だったことに安心しました。おそらく角田自身はもっと早いタイミング(夏にペレスの更迭が一旦見送りになった時点とか)に自分の昇格がないことを既に悟っており、心の準備ができていたのではないでしょうか。その上で安定したパフォーマンスを見せ続けた事実はもう「一貫性がない」とか「メンタルが不安定」とか言われる段階をとうに超えていると思います。
(↑イベント中、唯一の撮影 OK タイムに撮った写真)
イベント中の角田はいつも通りの角田節で、約二時間(角田の登壇は賞味 90 分程度)の間ずっと笑いが絶えない楽しいものでした。自身が今シーズンやってきたことに自信を持ち、それでいてさらに改善の余地があると認識できているならば来年はさらに成長できるはず。あとはチームがどの程度競争力のあるクルマを用意してくれるか次第ですね。今のレッドブルならマシン開発やレース戦略でハジャーを優先させるくらいのことはしてきそうですが、できる限りフェアに走らせてくれることを願うばかりです。
あとこれは DAZN では絶対にカットされると思っていたのですが、角田の口から「来年は僕とレッドブルレーシングとの戦いを見てください!」という発言が飛び出しました(カットされなかった!)。もはやこれは親チームであるレッドブルの一台(ないしは二台)を喰ってレッドブルに昇格させなかったことを後悔させてやろう、そして他チームへの移籍アピールを最大限にしてやろうという宣言ですね。ファンの前でこれを公言できるくらいに覚悟とやる気に満ちているなら大丈夫だ、と確信しました。2026 年にはトップチームに移籍できるような走りを見せ続けてほしい。
私は 2025 年はレッドブルはもちろんのことホンダももう割とどうでも良いので、角田裕毅個人を中心に応援していくつもりです。頑張れ!
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