パイオニアが光ディスク事業から撤退。BDドライブ&ディスクは在庫限り – AV Watch
パイオニアが光学ドライブ/ディスク事業から撤退することが発表されました。これまで事業を担当していた子会社は既に 4 月末付で中国企業に売却されており、パイオニアブランドでの Blu-ray ドライブ/ディスクの生産も終了しています。つまりパイオニア製の BD ドライブは市場在庫限り、ということ。
光学ディスク事業に関してはこの 2 月にソニーが記録メディアの生産を終了したところで、これに続いてパイオニアがドライブを含む事業を終息したことになります。
そういえば最近あまり追ってなかったけど主な光学ドライブメーカーってどうなったんだっけ?というのを調べてみたところ、
- パイオニア:2025 年 4 月をもって光学ドライブ/ディスク事業を終了
- パナソニック:2022 年 3 月をもって光学ドライブを含む PC 周辺機器の事業を終了
- ソニー:2013 年 3 月をもって光学ドライブ事業を終了
- Lite-On:2007 年にフィリップスと合弁(PLDS)していたものの、現在は光学ドライブは生産していない模様
- 日立 LG データストレージ:現在も光学ドライブの生産を継続
という状況でした。つまり(パイオニアが事業売却した中国企業が生産継続する可能性はあるものの)2025 年 5 月時点で光学ドライブを供給可能なのは日立 LG(HLDS)だけ、ということですね。光ディスクの需要がほぼなくなりかけているとはいえ、あと一社しか残っていないというのは厳しい…。HLDS が事業終息を決めたらその時点でドライブが入手不可能になってしまうわけですからね。
我が家にある(BD レコーダーやプレーヤーを除く)光学ドライブは 2013 年に購入したアイ・オーのポータブル BD ドライブ(中身はソニーオプティアーク製)のみ。デスクトップ PC にも内蔵 BD ドライブを積んでいたのですが、イジェクト機構が壊れてもう使えないからデスクトップでもノートでもポータブル BD を繋いで使っています。使うといっても音楽 CD をリッピングするのに年に 1~2 回引っ張り出してくるだけとはいえ、これが壊れたら代わりがありません。もう古いドライブだからいつ壊れてもおかしくないし、そろそろ USB-C 接続に対応したドライブを一台買おうかなあ…と思っていた矢先のことでした。
パイオニアの撤退発表を受けてかヨドバシドットコムや Amazon でのパイオニアブランドの BD ドライブは既に在庫払底、あるいはプレミア価格がつき始めています。ここはもうバッファローやアイ・オーブランドでいいからドライブを一台確保しておくべきですかね。頻度は高くないとはいえ必要なときに使えなくなると困るので…。
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