スポンサーリンク

MDR-M1 試聴してきました

国内発売が発表されたモニターヘッドホンMDR-M1が展示されているということで、秋葉原のeイヤホンで試聴してきました。

ソニー / モニターヘッドホン MDR-M1icon

MDR-M1

まだ発売前(9/19発売)の先行展示扱いだからか、一般の商品とは別扱いで座れる試聴コーナーに展示されていました。他に展示されているDAC/アンプ等と一緒に試せるのがありがたい。でも私は自前のウォークマンZX707を持ち込みました。
少し離れたところからの見た目は私が今使っているMDR-M1STとほとんど違いがありませんが、

MDR-M1

ハウジングに貼られている、MDR-7506同様のブルーの帯が海外向けモデルの証。個人的には仕事で長年7506を使ってきたからこっちの方が愛着があります。
それ以外の外観はハウジングもヘッドバンドもMDR-M1STとほぼ同じ。振動板の仕様が異なるのと、もしかすると内部の配線は違ったりするのかもしれませんが外からは窺い知れません。

一方でイヤーパッドはM1STよりも厚みのあるものが採用されていて、このイヤーパッドのおかげなのかヘッドバンド自体も微妙に異なるのかは不明ながら側圧はM1の方が明らかに緩やか。イヤーパッドのフカフカ感や耳の包まれ感もM1の方が気持ちがいい。長時間つけていても不快感が少ないのは明確にM1だと感じました。このイヤーパッドはM1とM1STとで互換性があるようなので、M1STの音質が好みという人でもイヤーパッドだけM1のものに交換してみる価値はあるように思います。

MDR-M1

見た目がM1STと兄弟みたいなモデルだからM1もある程度はその流れを汲む音、かと思っていたら試聴してみると全然違う。M1STよりも高域・低域ともに伸びが良いし、何より中域がM1STよりもクリア。音の輪郭がクッキリハッキリしていて、これを聴いた後にM1STを聴くとなんかモワモワして聞こえるくらいです。CD900ST/7506世代では国内向けのCD900STの方が硬い音で海外向けの7506の方がマイルドでしたが、今世代では逆に海外向けのM1の方がクリアさ重視というのが意外でした。今のJ-POPやアニソンがヴォーカル押しだからM1STも中域にピークを持たせているということなんですかね。

私はどちらかというとカッチリとした音が好みで高/低域重視だから聴き比べると明確にMDR-M1の方が好きだな、と思います。音的に聴き疲れしないのはM1STの方だけど、M1だってCD900STほどに疲れる感じはないから許容範囲。ガッツリ聴き込むときにはM1、作業用BGMとして聞き流すならM1ST、という使い分けもアリかも。
オーバーヘッドタイプの有線ヘッドホンはほぼ自宅でしか使わないから優先順位はさほど高くありませんが、何かのタイミングで手に入れたいと思っています。

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました