先日に引き続き池上本門寺御会式で撮ってきた写真を掲載します。
※写真は全て α7 IV+FE24-70GM II にて撮影。
会期三日間で三十万人が集まるという御会式のメインイベントだけあって、参道には歩くのも困難なくらい人が溢れています。この道路の右半分は万灯行列のために空けてあり、一般客は左側通行。人の流れは一応あるから待ち行列にイライラすることはないのですが、普段のこの場所を知っているとちょっとビックリするレベルの人出。
何とか参道を歩ききり、そこから96段の石段を登って境内へ。真ん中の巨大な卒塔婆(でいいのかな)もこの時期だけ立てられるものです。
ここも中央は万灯行列のための場所で観覧客は両端へ。交通整理を担当する警察の皆さん、ご苦労様です。区内の警察署から総動員してるんじゃないかっていうくらい多くの警察官があちこちで誘導されています。
大堂の下で最後の奉納の舞披露。ここが一番盛り上がる…と言いたいところだけど、道中ずっと盛り上がってます(笑。
ここまで来ると自分も参拝して帰るルートに入る人の流れに乗ってしまいます。だから立ち止まって纏をじっくり眺めるのもちょっと憚られる。もっと見ていたいのにもどかしい。
万灯の奉納という宗教行事が主目的のお祭りですが、当然お祭りだから露店がもう一つの主役。
境内や参道にかかわらず街の至るところに露店が出ていて、しかもどこも混んでいます。
お祭りといっても今や出ている露店の1/3はケバブ(トルコ)、ハットグ(韓国)、シャーピン(中国)といった感じで国際色豊か。日本のお祭り感がなくて寂しいけど、これも時代ですかね。
私はやっぱりお好み焼きとかたこ焼きとか、昔ながらも定番屋台に惹かれます。冷静に食べ比べたら屋台よりもお店の方が絶対おいしいのに、こういうところの食べ物ってどうしてこんなにおいしそうに見えるんだろう。
でも、昔は露店の食べ物って買って食べてみたらなんかがっかり…ということが多かったように思いますが、今の露店ってちゃんと選べば(その分少し割高だけど)馬鹿にできないおいしい店もあったりして、それを探し当てるのが楽しい。味だけでなく見た目でも、お店側が写真映えやSNS映えを狙っているフシが見られます。
今回は夜のお祭りを撮るから少しでもシャッタースピードを稼げるように、と24-70/F2.8GM IIを持ち出しました(他にもレンズ持って行ったけど混みすぎで交換する気になれなかった)。ほぼずっと絞り開放で撮っていたこともあり、適当に撮った写真でもなんだか絵になる。やっぱりこのレンズいいなあ。
大混雑の中二時間歩いてクタクタになりましたが、久しぶりにお祭りを堪能して楽しかった!たまにはこういうのもいいですね。
来年の御会式も三連休にかかる(最終日の夜が万燈練供養)ようなので、タイミングが合えばまた行きたいところです。










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