「ようし!洋食ランチ、バクバクいこう」
昨日に引き続き『孤独のグルメ Season11』第7話の聖地巡礼レポートをお届けします。
この回のドラマ冒頭の仕事パートは十条駅近くのギャラリー「山河」で撮影されました。私が訪れたときには閉廊していたのでとりあえず外観のみ。
そしてこの画廊のオーナー山河(演:三宅弘城)が言及していた「はす向かいのいい飲み屋」というのがまさに、
Season2第10話に登場した「田や」。あのサバの燻製、実に感動的だったよなあ…。
ゴローがお店の前に来たときには準備中でしたが、私がここを通りがかったのはまさに開店直後で赤提灯が煌々と輝いていました。その光に引き寄せられていきそうになるも、今回の目的は別のお店。ここはグッとこらえて十条銀座のアーケードを北上します。
Season2の同じ回で甘味パートのお店だった和喫茶「だるまや」は約一年前に閉店。現在はビルの解体工事が進んでいるところで、アーケードに店名のサインが残されているのが唯一の名残でした。これまでの孤独のグルメ登場店で閉店してしまったところも少なくないですが、こうやって跡地を見ると少し切なくなります。
アーケードを抜けてもそのまま十条銀座通りを真っ直ぐ進み、環七通りとぶつかる直前に「吉良亭」があります。
と、ここまでが前回の巡礼レポート(ディナータイム)のプロローグでした。
実は別途ランチタイムにも訪店していたので、今回はランチの様子をお届け。
この日は休日のお昼に訪れたところ、開店前から早くも行列ができ始めていました。ランチも一応電話予約は受け付けているようですが、時間通りに店着していないと他のお客さんが優先されてしまう模様。
私は早めの時間に来たから余裕を持って一巡目に入れました。
ランチメニュー。品揃えは日によって微妙に変わるようです。
お昼でもカジキのムニエルは食べられるけど、この日のランチはクリームソースではなくトマトソースでした。
ちなみに私もゴローと同じようにランチタイムでもディナーメニューを注文できるか訊いてみたのですが、お客さんが少なくて余裕があるときであれば対応できるけど今みたいに混んでいるととても無理、とのこと。まあこのときは満席でしたからね。
そんなわけで私はこの時点でディナーに再訪することが確定してしまい、前回のエントリーへと繋がるわけです。
店先でもひときわ自己主張していたのがこれ。牛肉の赤ワイン煮込、って一節が脳髄直撃。胃袋がせり上がった。
牛肉の赤ワイン煮込、ただでさえ大好物なのにさらに蜂蜜を入れて煮込むとかもうおいしいこと確定じゃないですか。よし、これで文字通り腹が決まった。
入店してカウンターに着席。私が座ったのはゴロー席の隣でしたが、映像をよく見ると撮影時は一席間引いてあったからここも実質ゴロー席と言って良いかもしれない。
この席からだと厨房の様子がよく見える。お店自体そんなに広くない上に、厨房も狭くてけっこう大変そう。
なおこの日はマスターとママさんの他にお手伝いの方が一名入っていました。忙しい日は三人体制っぽい。
ランチワイン。ディナータイムでもグラスワイン400円と破格なところ、ランチだとさらに安くて300円!そんな値段で飲ませてもらっちゃっていいの?と戸惑いながらもいただきます。
もう牛肉を食べると心に決めているから赤ワイン。昼酒ってビールよりも日本酒やワインの方が背徳感強くておいしいよね(笑。
ランチセットのサラダ。ただのグリーンサラダかと思ったらレンコンとかヤングコーンとかいろいろ入ってるのが嬉しい!しかもけっこうボリュームある。
ドレッシングもおいしい。この店、なんにでもちょっと一手間かかってる感じがするのがすごくいい。
ランチスープ。これも普通のコンソメかと思いきや、ちょっとアサリも入ってる!でもあくまでクラムチャウダーじゃないあっさり系(駄洒落じゃないよ)スープ。
アサリの滋味がいいあんばい。ひとつひとつ楽しませてくれるじゃないの。
そしてメインの牛肉のはちみつ赤ワインソース煮込。
この見た目!肉もソースも明らかにうまそう。これがランチセット1,300円で食べられちゃっていいの?この物価・食費なんでも高騰の折、ありがたさが身に染みる。
ほーうらね!メチャウマですよ。
スプーンで軽く崩せるほどよく煮込まれた牛肉と、ソースの組み合わせが絶品。赤ワインに蜂蜜が加わることでこの上ないコク深さが生まれている。やはり洋食といえばソースだよなあ…。
それでいて重たくなく、サラッと食べてしまえそうなところがまた良い。でも勢い任せに食べたらもったいないからじっくり味わっていただきます。
食後のコーヒーでランチを振り返りながら満足。
混みすぎて食器が足りなくなり「カップとソーサーが不揃いでごめんなさいね」というママさん。それもまたこの店らしい愛嬌だと感じる。
いやあ、いい昼食でした。
そういえば、隣のお客さんが食べてた洋食弁当も豪華でうまそうだったなあ…。
店内には久住さんのサインの他に「フレンチの鉄人」こと坂井宏行シェフのサインを発見。しかも1997年ってまさに料理の鉄人に出演されていた頃ですよね…リアルタイム世代だからグッときます。
陳建一氏のサインはけっこういろんな店で見かけるけど(だからってありがたみが下がるわけじゃないけど)、坂井シェフのサインは珍しい。コックコート姿も決まってたし、やはりこのマスターはただ者ではないに違いない。
ドラマの放送前からすでにけっこう大変そうで少し心配になりました。でも過去にもテレビで紹介されて混雑した時期は何度かあったそうなので、今回も何とか乗り切ってほしい。ママさん曰く毎日食べに来るお客さんもいるからその席は空けておきたいとのことで、我々もそういう常連さんの邪魔にならない範囲で楽しみたいところです。この店に毎日食べに来たくなる気持ち、分かるなあ。
とてもおいしく、同時に温かい気持ちになれる時間でした。
本当にごちそうさまでした。

















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