「もつ焼きか~、たまにはいいな」
昨日から配信されている『孤独のグルメ 配信オリジナル 2』の聖地巡礼をさっそく始めています。配信版は都内でコンパクトに撮影されていることが多くて、追っかける身としては助かる(笑
まずは第 1 話「居酒屋×ハナコ」編の舞台となったお店から。高田馬場の駅近く、飲食店が並ぶ通り沿いにあるこちらのもつ焼き屋がそれ。高田馬場、普段は来る用事がないから降りたのも Season6 のミャンマー料理回以来か。
ここは居酒屋だけどお昼から早朝まで通し営業していて、ランチタイムにも利用しやすいのが良い。
店内、壁に短冊メニューが大量に吊されていていかにも孤独のグルメっぽい。BGM がひたすら昭和演歌なのも雰囲気ある。きっと夜には馬場周辺の学生やサラリーマンで満杯になるお店なのでしょう。
そういえばハナコの岡部氏は早稲田大卒とのことですが、学生時代にはこのあたりの居酒屋で飲んだりバイトしたりしたことがあったのでしょうかね(このお店自体は二年前にオープンしたばかり)。
ちなみに劇中に登場した「チンチロリンしゅうまいチャレンジ」はドラマ用の設定らしく、このお店のメニューにはシュウマイ自体ありません。というかチンチロリンハイボールはやったことあるけどチンチロリンしゅうまいって見たこともない(笑
これで夜だったら壁に並ぶメニューの中からいろいろ見繕ってビールやサワーと堪能するところだけど、この日は平日、午後から仕事もある。だからアルコールはガマンして…と思っていたら、ちゃあんと定食メニューなんてのがあるじゃないですか。
しかももつ煮込み定食 580 円、もつ焼き定食 680 円ってめちゃくちゃ安くないか!?学生街だからって山手線の駅前でこの値段は衝撃的。近所にあったら通っちゃいそう。
注文し終えたら料理が出てくるまでしばし待ち。
お冷やがジョッキに入ってくるのが居酒屋らしくて良い。これで水飲んでると、だんだんビール飲みたくなってきちゃうんだよね(笑。
劇中ではハナコ岡部氏が演じる店員のハイテンションなサービスで五郎が落ち着いて飯と向き合えないくだりがありましたが、少なくとも平日のランチタイムには他のお客さんは少なく、心静かに飯と向き合える。これはランチの意外な穴場かもしれない。
若い子たちが和気あいあいと働いていて、いい店じゃないか。
もつ煮込み定食、どーーん!
もつ煮と白飯、味噌汁にポテサラとお新香つき。安かったのをいいことにサイドメニューでキムチまでつけちゃいました。
夜にこういう居酒屋とか焼きとんの店でもつ煮で飲みながら「このもつ煮をシチュー皿いっぱいに入れて、それをおかずに白飯食べたい」と考えたこと幾星霜。その願望がそのままメニュー化されたような定食で、俺大歓喜!
おっ、思ったよりモツがたくさん入っててモツモツしいぞ。
そうそうそう、こういう大きめの深皿に汁たっぷりのもつ煮をレンゲで。こういうものが食べたかった。
もつ煮、やっぱり白飯に合う。汁まで残さず飲み干してしまううまさ。
追加したキムチもいい仕事をする。
もつ煮とライスだけだとさすがに単調になってしまうところ、このキムチがあることで目先を変えながら最後まで楽しめる。
これは、ライス大盛りのほうがよかったか?
そしてさらに、
激辛とんび豆腐。これはメニューを見た瞬間から気になっていたやつ。
実はこのときの聖地巡礼は配信が始まる前に行っていたのですが、これは絶対食べるだろうと予想していました。
ところで、とんびって…豚(とん)の尾(び)、か。
豚のテールって初めてかも。
とんびちゃん、激辛っていうから唐辛子で真っ赤な感じなのかと思ったら、見た目は割と普通。
でもシンプルなテールスープに見えて、汁を飲んでみるとスパイスが大量に使われているのが分かる。飲んだ瞬間のテールのうまみを後から追っかけてくるような刺激。全然激辛じゃない、激ウマ。辛いもの好きならば絶対頼むべきやつ。
この濃い味付けもまた、飯に合う。
豚尾はしっぽだけあって食べる部分は少ないけど、脂身と辛味のパンチ力が効いてる。
いやいや、おいしかった。とんび、気に入った。
たまにはこういう居酒屋ランチもいいじゃないの。
でもこの味にこの店の雰囲気、やっぱり飲みたくなっちゃうなあ。
今度は気兼ねなく飲めるときに来よう。
ごちそうさまでした。
コメント