埼玉県飯能市のメッツァビレッジ/ムーミンバレーパークに行ってきました。
ゴールデンウィークだし電車で二時間ほどかかる郊外で新緑を浴びたいけど良いところがないか…と思っていたら、そういえばまだムーミンバレーパークに行ったことがなかったのを思い出しました。今年で開業五周年とのことですが、うち三年はこういうところに行くのが憚られる世の中だったからなあ。
飯能のムーミン谷というとあけぼの子どもの森公園には十年前に一度行ったことがあります。でも子どもの森公園があくまで「ムーミンの世界を意識して作られた非公式の公園」だったのに対して、ムーミンバレーパークは公式のテーマパーク。規模も全然違います。
※写真は全て α7 IV+FE 24-105/F4G にて撮影。
飯能市の北にある宮沢湖という全周 2km ほどの湖畔を整備して造られたテーマパークです。入口側が北欧をモチーフにした無料施設「メッツァビレッジ」、奥側が有料の「ムーミンバレーパーク」という構成。
この写真はメッツァビレッジ側から撮ったものですが、湖の周りを新緑が埋めていて、湖上にもボートやカヌーがたくさん浮かんでいて、まさにこういう風景を見たかったのですよ。なんかここで何もせずにぼんやり一日過ごしているだけでも癒やされそう。
メッツァビレッジ内にはビュッフェレストランがあり、湖を眺めながら食事することもできます。
料理は周辺で穫れた野菜を中心にしているのかどれもおいしい。お昼過ぎには行列ができるほどでした。
ムーミンバレーパークのほうでは現在「ムーミン谷とアンブレラ」と題して園内に大量の傘を展示するイベントを開催中。
この手のアンブレラスカイイベントはこの季節あちこちの場所でやっていますが、ムーミン谷の世界観と気持ちの良い木漏れ日がアンブレラに重なると他とは少し違った雰囲気が出ていてとても良い感じ。
まだ 4 月だというのに夏のような暑さでしたが、この傘のおかげで日射しが和らいで助かりました。
7 月までと言わず 8~9 月までやっても良いくらいじゃないでしょうか。
ところどころでシャボン玉の演出もあったりして。
場所柄子ども連れのお客さんが多く、特にこのシャボン玉マシンの付近では盛り上がってましたね。見ているだけでも微笑ましい。
湖の周辺に、地理をうまく活かす形でムーミン世界に登場する建物が再現されていて雰囲気があります。
まあフィンランドの森はほとんど針葉樹や白樺のはずだから木々の様子は全然違うはずですが、それは言わない約束(笑
園内には湖の上をわたるジップラインアドベンチャー(別料金)も稼動しています。
これは楽しそう。高所恐怖症の私でもちょっとやってみたくなりました。
グッズショップは北欧の建物のようなポップな配色で、歩いているだけで楽しくなります。
こういうの見るとフィンランドあたりを旅行してみたくなりますね。
ムーミンの家があるメインエリア。手前には作中によく登場する小川と橋もちゃんと再現されています。
せっかくだからムーミン屋敷に入ってみたかったのですが 50 分待ちで、暑い中で待つ気がしなかったから見送り。ここに入るなら開演直後を狙うべきでしょうね。
他の施設は並んでもせいぜい 30~40 分待ちで、混んでるといっても浦安の某テーマパークよりは全然空いていました。
小川、子どもたちに大人気。
写真だけ見ると GW じゃなくて夏休みなんじゃないかというくらい賑わっています。
作中の「おさびし山」を模した高台を登っていくと、そこにはヘムレンさんの遊園地。
大規模なアスレチックになっていてこちらも子どもたちに大人気。十年前にこの施設があったらウチの子たちも楽しんだだろうなあ。
ちなみにこのおさびし山、かなり心臓破りの上り坂で頂上に着いた頃には大の大人が息切れするレベルでした。その上でさらに遊びまくるお子さんたち、元気だなあ…。
楽しかったです。特に何をするわけではなくても、新緑と湖、それにムーミンの世界観に癒やされました。これでもう少し涼しかったらなあ。
飯能エリアは遠いけど嫌いじゃないので、今度はハイキングがてら来てみたいところ。
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