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ニュースや製品情報から見えてこない部分

実際触ってみないと分からんことってあるんですよ (Gallionic Private Judgment)

PCJapan のライターさんの blog より。
Web の普及によってニュースや製品情報の入手までのタイムラグが短くなったり、たくさんのユーザーがユーザーレビューを Web に掲載するようになった現在では、ニュースリリースから製品の概要を想像して済ませてしまったり、ユーザーコミュニティの動きを見てからメディアが動き出すといったことが当たり前になりつつあることに対するコメント。確かにへたなライターや編集よりもエンドユーザーのほうがよっぽど肥えた目を持っていたり「まとめ」がうまかったりすることって、少なくないよなあ。

記事は「そのへんの隙間を埋めてちゃんとレビューを届けられる媒体がもうちょっとちゃんとあってもいいんじゃないの」というのが主旨みたいですが、やっぱりそれ以前にメーカーが最初からもっとちゃんとしたモノを作るべきなんじゃないの、と思います。ネットワークアップデートが可能なことを隠れ蓑にして、まともな完成度で世に出てこない製品が最近あまりにも多すぎ。他社対抗でいち早くリリースすることももちろん大事だけど、まずはユーザーの方を向いて地に足のついたものづくりができていることが前提で「付加価値」っていうものがあるんじゃないの、と。
実現可能なスケジュールをひいたり、万一遅れたならその原因をレビューして反省できる企業が近年少なくなってきているんじゃないかとすら思います。過去や失敗は単に捨てればいいってものじゃないと思うけどなあ。

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