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F1 モナコ GP 2007

モナコGP決勝:マクラーレンが伝統の一戦を1ー2で制する! (GPUpdate.net)

伝統のモナコ GP はマクラーレンが圧倒的なまでの強さを見せて 1-2。ハミルトンが初優勝を賭けてアロンソに追いすがるシーンはなかなか見物でしたが、それ以外にはマクラーレンがあまりにも強すぎて 3 位のマッサにすら 1 分以上の大差という結果(4 位以下は全て周回遅れ!)に。ガードレールに囲まれて必ずと言っていいほど「荒れた」レースになるモナコらしくもなく、大きなアクシデントもなければ(当然)オーバーテイクらしいオーバーテイクもなく、2 台のシルバーアローのトップ争い以外には全くと言っていいほど見どころのないレースでした。
トップ争いと言っても、テールトゥノーズほどの接近戦もなかったので(最も接近したのでアロンソがバックマーカーの処理にかかっていたときの 0.8 秒差くらい?)、モナコと言えば今でも鮮明に思い出す 1992 年のセナ・マンセル対決のあの観ているほうもアドレナリンがぶわーと分泌してくるようなレースを観てきた立場からすると、やっぱり物足りません。セナ・プロの再来を思わせるマクラーレンのチーム内バトルは面白くはあるものの、ロン・デニスが秘蔵っ子ハミルトンにいきなりワールドチャンピオンを与えるとも思えないし、当時の純粋なレーサー同士の闘いみたいなものとは違う「優等生のレース」に見えてしまうんですよね。

とりあえず、今回の GP は昨年の悪夢を思い出させるような予選でのラスカスでの 2 台のフェラーリ停止の映像が全てだったような。このままマクラーレン独走でチャンピオンシップが決まってしまわないことを祈るばかりですが、何となく、客観的にチーム間の「求心力」の差が出始めたのかな、と感じています。

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