「よし。一発焼肉でも入れていくか」
再びやってきました川崎は八丁畷。ドラマ『孤独のグルメ Season1』に登場した「焼肉ジンギスカン つるや」です。このお店には 9 月に一度来たんですが、美味しかったので誰かを連れてまた来たいと思っていたので、忘年会シーズンに利用してみました。
私が前回訪問したのを覚えていてくださったのは嬉しかったですね。もう 3 ヶ月前だけど、確かにゴローばりに飲み食いしたからインパクトあったのかな(;´Д`)。まあ前回も初めて来たのに「以前もいらっしゃいましたよね?」と声かけられたけどな!(ぉ
ドラマに登場して以来、かなりの人気店になってしまったようで、放送から 10 ヶ月が経とうとしている現在でさえ、土日は行列ができるそうです。今回は複数人で来るなら予約は必須だろうな、と思い、事前に電話予約。そしたら奥の座敷席に案内されました。前回来たときにはそれほど広い座敷があるようには見えなかったんですが、いざ入ってみたら最大で 24 人は入れそうな広い座敷(!)。そしてなぜか久住さんのサインだけ、座敷のほうに移動されているという(笑。
しかも座敷もテーブル席ももう満席。少なくとも 30 人は入っているだろうお店を仕切っているのが家族経営の 4 人のみ、という状況なので、かなり待たされました。若旦那さんがあまりにも腰が低くて、逆にこちらが申し訳なく感じてしまうくらい。
まずはお通しのキャベツの千切りから。もう千切りを超えたレベルの細さの千切りに、あっさりしてるんだけど何故だか後引くおいしさのドレッシングがとてもよく合って、絶妙なうまさです。
そして何はともあれビール。最近プリン体を気にしている私ですが、焼肉のときだけはルール除外(ぉ。
ちなみに大ジョッキは驚くほど大きくて、どれくらい大きいかというと、
これくらい(比較対象:iPhone 5)。ちょっとしたピッチャーくらいはありそうな量で、かなり飲み応えがあります。
で、注文してから切ってタレに漬けて…がこのお店のやり方なので、先に他のお客さんのオーダーが溜まっているとなかなか出てこない。「早く肉こないかなあ、焼肉といったら肉だろうが」とか訳の分からないことを言いながら(ぉ、ひたすら待つこと 30 分あまり。今回ばかりは、一人で来ていたら空腹に耐えかねていたかもしれません。
やっと来た、俺の肉!!
定番のカルビと、ハラミが来ました。ハラミは私の好物だけど、前回は頼まなかったんですよね。
う~ん、いい音を奏でるじゃないか。鉄板の上はステージだ、そして箸はタクトだ(ぉ
こないだ行った平和苑のカルビがあまりにもインパクト強くてこの店の記憶が薄れかけていましたが、あれは値段からして別格。こちらはこちらでオーソドックスながらとてもうまい。値段を考えれば十分すぎる味だと思います。俺にお似合いなのはこういうもんですよ。
前回頼まなかったギャラ(牛の第四胃袋)。軟らかい歯触りの部分と、コリッと歯ごたえのある部分が共存した珍味です。ごま油を付けていただくと、香ばしくてなかなかイケル。
焼肉屋に行くとどうしてもカルビ、ロース、ハラミといったスター選手にばかり脚光が当たりがちですが、ホルモンだって負けてない。いいぞ、いいぞ。
そして出てきた中盛りキャベツ。前回はさすがに一人だったので「中盛りキャベツの小」という訳の分からない頼み方をしましたが(笑、今回は複数人だからこういうのも思い切っていけます。本当は大盛りキャベツのほうを頼みたかったんですが、人気のあまり今は中盛りしかやっていないとのこと。
ここのキャベツが本当においしくて、白いご飯の代わりにこれと肉を食べてもイケます。今度このドレッシングの作り方を聞いてみたいところですが、さすがに企業秘密かなあ。
ちなみにこの中盛りキャベツ、あとでおかわりしてしまいました。結果的に大盛りキャベツ相当を食べてしまってすみませんでした(ぉ
で、またカルビに戻ってくるわけです。
といっても、これは塩カルビ。塩なのにどちらかというと胡椒の風味が効いていて、スパイシーなお味。シンプルな味付けだけど、だがそれがいい。自分の中の野生を呼び覚まして、ひたすらに食らいつきます。
お…きたきたきましたよ。
キャンバスのように真っ白いご飯に肉を乗せると、無限のイマジネーションが広がります(ぉ。日本人ならこれだなあ。これでいつまでも肉を食べ続けていられそうだぞ。
ジン、ジン、ジーンギスカーン!!
ここでジンギスカン投入。牛肉よりも野性味のあるラム肉に、甘辛いたれがこの上なくマッチしておいしい。たれは普通の焼肉のたれに唐辛子とニンニクを追加しただけのはずなんですが、ラム肉の香りと相まって、全然別物に感じられます。うおォン!
そしてこのタイミングでタン塩。ラムの癖っ気を塩とレモンでリセットして、さあ、ラストスパートだ。
ちょっと変わり種を、ということで鳥ささみ。さすがにあっさりしているけど、パサパサしてるわけでもなく、これも美味。ささみの焼肉、そういうのもあるのか!
そして〆は王道のロースで。やっぱりここの肉は良い材料使ってるなあ。しっかり食べ応えあるのに、決して重すぎず。しかもこれだけ飲み食いして(三人で)一人あたり ¥5,000 を切っているとか、牛角あたりに行くのがもったいなく感じてしまいます。
しかし焼肉は複数人で行くに限りますね。一人だと忙しいし、いろいろ食べられないか、食べようとすると前回の私のように食べ過ぎるし(ぉ。今回はタッパーでお持ち帰りもなく、ちょうどいい感じにお腹いっぱいになりました。
やっぱりこの店は気に入っちゃったなー。こどグル登場店の中では自宅から通いやすい場所にあるし、またちょいちょい利用したいです。
ごちそうさまでした。
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よ だ れ が・・・・