今年も CP+ に行ってきました。さっそく各ブースのレポートを書いていきたいところですが…その前に腹ごしらえ(ぉ
ここ数年、CP+ に行ったら食事は市場メシ、と決めています。パシフィコ横浜付近の限られた、かつあまりコストパフォーマンスのよろしくない食事施設に行列するくらいなら、市場まで足を運んだ方が満足度が高い。過去三年のお店は、いずれも市場らしい魚介類の美味しさでした。
でも今年はスケジュールの関係で、お昼時に市場に行くのは難しそう。ならば朝イチで朝市に行ってしまえ!というわけで、CP+ の開場前に横浜中央卸売市場へやってきました(ぉ
本当は去年行きそびれた秋葉屋市場食堂を狙って行ったんですが…どうも営業している気配なし。まあ前日は祝日だったし、普段とは営業スケジュールが違うのかもしれません。されどここは市場、他の店だってうまいに違いない。そこで、いつもの水産物部の食堂街にある「木村家」さんに来てみました。
秋葉屋でカキフライなりアジフライを食べるつもりでいたので、朝から完全に揚げ物腹。ボリュームのある穴子天重に惹かれます。でも「とんけい定食」ってのも気になるなあ…と思って後で市場メシマスターの過去ログを漁ってみたら、「豚鶏」でとんけい、ですか。なるほど…。
店内はカウンターのみで、10 人も座れば満席になりそうな雰囲気。でもどうやら二階席もあるようです。
壁にはズラリと手書きの短冊メニューが貼り出され、いかにも「こどグル」っぽい感じ。こういうのでいいんだよ、市場メシは。
しばらく待って、どーんと出てきた穴子天重。お重からはみ出した穴子のボリューム感、これですよ。
添え物は適当な漬かり具合の漬け物と、素朴な感じのシジミ汁。気取らない、市場の普段メシって感じの日常感がいい。
大ぶりの穴子天が二尾。ジャンボ穴子といえば木更津が有名ですが、以前海上電柱を撮りに行ったときに食べ損ねてから気にかかっていたものに、横浜でこうやって出会えるとは。
ちなみに天ぷらは見た目とは裏腹に、衣のカリカリ感は皆無。柔らかくふわっと揚げられていて、穴子そのものふわふわ感と少し甘めのタレも相まって、なんともやさしく、幸せな味。穴子、確かにこういう揚げ方が正しいのかも。
朝っぱらから見事に完食。天ぷらを食べた後の胃もたれもなく、とても美味しくいただけました。
刺身の活きの良さとか市場メシらしいガッツリ感もいいけど、こういう気取らない市場メシもいいものですね。
ごちそうさまでした。
さーて来年は、どの店を攻めようかな。
コメント
いやはや、マスターの称号を賜り恐縮でございます。
朝イチに穴子天重とはさすがです!おいしそうだしボリュームがあって機会があったら私も食べてみます。
秋葉食堂は残念でしたね。ユニークなお店でお品書きを見てるだけで楽しめるんですけどね〜。
いやいや毎回 CP+ 前になると丁稚さんの過去ログ漁らせていただいてます!
穴子天重、ノーマークでしたがこれがすごく美味しかったです!
ふわっふわの穴子天が素晴らしい。欠点はお重やお椀の外側が最初から少しベチョベチョなところくらいでしょうか(ぉ
これは一度賞味する価値あると思いますよ。
来年こそ秋葉食堂狙ってみます!