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Minimal -Bean to Bar Chocolate-

世の中にはホワイトデーなる風習があるということで、この機会に友人が関わっているお店でチョコレートを買ってきました。

Minimal – Bean to Bar Chocolate - |  ビーントゥーバー チョコレート専門店 ミニマル

Minimal

以前は代々木八幡のちょい外れくらいの場所にしか店舗がなく、なかなか足が遠かったのが、去年東銀座の駅近く(キヤノンのショールームのすぐ近く)に進出して買いに行きやすくなりました。とはいえ私は普段甘いものを買うことが少ないのですが、ホワイトデーにかこつけて買いに行ってきました。
普段は女性客が多いのかもしれませんが、この日ばかりは男性客多し。

Minimal

「Bean to Bar Chocolate」の名前どおり、カカオ豆の買い付けからチョコレートの製造までの工程を一貫して自社で手がけているのが特長のチョコレート専門店です。専門店のチョコレートというと GODIVA とか Morozoff とかの有名どころくらいしか知りませんでしたが、こういう新興ブランドが最近増えてきているみたいですね。チョコレート界のクラフトビール、みたいなものでしょうか。
店内にはたくさんの種類のチョコレートが並べられていますが、正直見た目だけではさっぱりわからない(;´Д`)。いくつか試食品も置かれているんですが、いろいろ味見してみるとそれはそれで迷ってしまって選べません(汗。


Minimal

店頭でなかなか決められず店員さんに迷惑をかけた挙げ句(´д`)、最終的に選んだのは「Minimal Flight 2017」と名付けられた限定セット。結局、予算オーバーだったけど(ぉ)一番たくさん種類が入っているセットにしました。ミニサイズのチョコレートが 8 種類、3 枚ずつ入っているセットです。これならいろんな味が楽しめるし、気に入ったのがあれば次からはそれを指名買いすればいいわけで。なお、このセット限定で単品売りしていないものも含まれているそうです。

Minimal

中身はこんな感じ。個包装されたパッケージに国名が書かれているだけで、これだけ見てもどれがどんな味なのかさっぱり分かりません。

Minimal

同梱のパンフレットに解説がありました。大きく分けて「NUTTY(ナッツのような香り)」「FRUITY(果実の香り)」「SAVORY(香辛料の香り)」の 3 種類があって、フレーバーごとにさらに細かく分かれているようです。アーモンドやチョコレートケーキのような、というのは想像がしやすいけれど、チョコレートなのに「カシスのような」とか「焼きミカンのような」とか、ちょっと想像がつきません。オレンジピール入りのチョコレートは好きだけど、そういうのでもないようだし。

Minimal

ひとつ開封してみました。一般的に板チョコって同じサイズのモールドに分割して成型されているものですが、Minimal は大小さまざまな大きさ・形に分けられています。
ちなみにこの「Minimal Flight 2017」はお試しサイズの 5g×24 枚入ったセットですが、通常品は一枚 50g の板チョコになるようです。

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このデザインにも解説がありました。チョコレート自体は一つなので根本的に味が変わるものではありませんが、形や大きさ、表面加工によって香りや食感が微妙に変わってくるため、一枚のチョコレートを様々な角度から楽しめる、というのがこの変わった形状の狙いのようです。

食べてみると、よく知っている板チョコとは全然違う。あえてカカオ豆の粒状感を残したまま固めているようで、板チョコなのに少しザックリとした食感があります。まるでカカオ豆をそのままかじっているかのような、濃厚な味と香りが口の中に広がります。濃厚なチョコレート、といっても高級ブランド品とは真逆の方向性。バルキーなんだけど、そのぶん原色のチョコレートを味わえる感じ。
ただ「ガーナ」「ニカラグア」といった銘柄の NUTTY 系チョコレートはオーソドックスで分かりやすいけれど、FRUITY や SAVORY の味わいはチョコレートリテラシ(何)が求められますね。個人的には「VIETNAM」はチョコレートにカシスをかけたような香りでとても気に入ったけど、焼きミカンのようなという「BOLIVIA」はマニアックな風味で難しい印象だったり。まあ、そういう自分に合う合わないも含めて楽しめるのがこのセットなんでしょうし、自分に合う Minimal チョコレートを探すという意味ではちょうど良かったです。

カカオを味わうために砂糖は苦味を緩和する程度にしか入っていないようで、これなら甘いものが苦手な人でも楽しめると思います。感覚としてはチョコレートを食べるというよりもコーヒーを嗜むのに近いというか。そういえば初めてフレーバーコーヒーを飲んだとき、同じような気分になったなあ。
友人が関わっているから褒めるというわけでは決してありませんが(笑)、チョコレートにこんな深い世界が広がっていたとは。今まで味わったことのないチョコレートの「沼」を垣間見た気がしました。

ちなみに、最近 DEAN&DELUCA や丸山珈琲でも販売の取り扱いが開始されたとのこと。主要な駅ビルや駅近でも買えるようになるので、気に入ったものは今後そういうお店で買うようにしようと思います。

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