先日エアレース最終戦を録画したときの話。
さすがに日曜 26 時からの生中継は翌日の仕事を考えると起きてらんないので、BS1 での放送を録画して翌朝観ました。
放送の枠は 3 時間あったんですが、インディアナポリスは強風のためラウンドオブ 14 のスタートが定刻より 50 分遅れとなり、早朝 5 時までの放送時間では競技そのものは収まったものの、表彰式は溢れてしまいました。
放送終了予定時刻近くになると、画面端にテロップが表示され、BS1 のサブチャンネル(102)で放送が継続される表示が出てきました。
さすがに放送延長は想定していなかったので、あー表彰式の映像は観られないのか、まあファイナル 4 までちゃんと観られたから良しとするか…と思ったら、一瞬のブラックアウトを経てサブチャンネルの録画に切り替わりました。
通常の放送より帯域の狭いサブチャンネルでの放送なのでフル HD の解像度は出ておらず、大画面で観るにはちょっと厳しい画質ですが(インターレースだから静止画で撮るとさらに解像感が落ちて見えますが、動画で見ている分には上の写真よりは多少マシに見えています)、それでも室屋の年間チャンピオンのトロフィー授与場面が観られて感激。
デジタル放送には「イベントリレー」という機能があって、今回のようにスポーツなどが延長し、途中から別のチャンネルで放送を継続する場合(高校野球中継の NHK 総合←→E テレの切り替えが代表例)にレコーダが自動的に追従録画できるようになっています。
先日レコーダを買い換えて UI も変わったけど、録画自動延長の設定を気にしたことがなかったので、デフォルトで自動延長になっていたのか無意識に設定していたのか…と画面を確認してみたところ、
録画予約画面に自動延長に関する項目そのものが見当たらない。本体設定のほうを見ても何もありません。確か、UI に XMB を採用していた時代の機種は録画予約画面に「延長」という項目があったし、本体設定にも「番組追跡録画」の入/切があったのに。わざわざ録画するのに途中で切れても良いなんていうユーザーもほとんどいないでしょうし、自動延長・自動追従以外の動作はしません、ということなんですかね。
ちなみに、録画は一本の録画映像の中でチャンネルがシームレスに切り替わっていました。ビットレートも解像度も異なるビデオが繋がって録画されているのは初めての経験(笑)。調べてみたらパナのレコーダではイベントリレーで別チャンネルが自動録画された場合は別々の録画データとして管理されるようなので、扱いやすさだけを考えたらソニー製レコーダのほうが便利そうです。
私は野球をあまり観ないので、こういうイベントリレー機能が役に立つことは滅多にありませんが(むしろ初めて使ったかも)、そういうときほど見逃したくないものだったりするので、助かりました。
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