「こういう屋台飯も、割り切ってしまえば楽しい」
一昨日からいよいよ『孤独のグルメ Season8』の放送が始まりました。例によってこのブログでも聖地巡礼を始めていきます。今シーズンはリアルタイムでどれくらい追いかけられるか分かりませんが、まずは初回の舞台となった横浜中華街へとやって来ました。
が、メインのお店である「南粤美食」は放送翌日からもう大行列というじゃないですか。私は改めて後日予約を取ってあるので(笑)、今回はドラマ冒頭からいきなりゴローちゃんが食べていた屋台飯を攻略していきます。
中華街、激混み。普通の日曜日なのに、まるで何かのお祭りかテーマパークのようだ。
いくつもの店先に「○○(テレビ番組)で紹介されました!」という POP が貼り出されているし、ここはドラマなんて関係なくいつでも混み合っている場所だった。
人混みで歩くのにさえ難儀しながらも、まず辿り着いたのがこちら。
中華街には「○○楼」「○○大飯店」があまりにも多すぎて店名と場所がなかなか一致しませんが、ここはそんな中でも有名店の一つと言って良いですかね。
今回のドラマの間食パートには購入シーンがありませんでしたが、ゴローちゃんが食べていた肉まんはこちらのものだろうと言われています。
そしてもう一つ。
こちらは「大飯店」。フカヒレスープはこちらのテイクアウト品です。
せっかくだから、肉まんとスープ以外にもいろいろ買い込んでいこうじゃないか。
店によっては持ち帰り窓口の近くにちょっと食べていけるスペースがあったりするけど、基本はみんな食べ歩き。
でもちょっと買いすぎてしまったから(汗)、座れるところを探したい。
あった、ここだ。
中華街の山下町公園内にある會芳亭、ここがドラマでゴローちゃんが仕事しつつ肉まんを頬張っていた場所です。お店からすぐのところにあるのかと思ったら、五分ほど歩いてようやく発見。
食べ歩きのお客さんでけっこう埋まってるけど、ちょうど空席があったのでこちらで落ち着こう。
さあさあ、まずは肉まんから。やっぱり中華街に来たらこれを食べないと来た気がしない。
皮はもっちり、中身は肉密度高し。
昨日まではけっこう暑かったけど今日は急に気温が下がって、この温かさがありがたい。今年も肉まんがうまい季節になってきた。
フカヒレおこげ入り酸辣湯。
見た目はけっこう辛そうだけど、味は酸っぱさも辛さもほどほどで、いろんな食材のうまみが感じられる。スーラー、たまにはいいな。
おこげも半分ほどサクサクで楽しみつつ、あとはスープでふやかして楽しむ。文字通り二度おいしい。
調子に乗ってたくさん買ってきてしまった。
こちらは萬珍楼の豚肉焼売と海鮮蝦焼売。串に刺さってるあたりが食べ歩きらしくていいじゃないか。
海鮮蝦焼売は海老たっぷりでプリップリ。豚肉焼売は期待を裏切らないうまさ。
そして中華街大飯店の北京ダック!包装紙に横浜中華街初と書かれているけど、まさか北京ダックが食べ歩きできるなんて。
中華街を歩きながら北京ダックが吊されているを見てうまそうだなあ、と思っていたところだったからこれは嬉しい。
おあつらえ向きに巻いてあってあとは食べるだけ。中からはパリッとした北京ダックと濃厚味噌。これはうまい。
一つと言わず二、三個まとめて買ってくれば良かったか。
デザートは胡麻団子。
これはけっこう食べ応えがあって、一人一つで十分なやつ。
ああおいしかった。まさか食べ歩きで点心ランチコースが開けてしまうとは思わなかった。
すっかりお腹いっぱいになりました。
しばらく来ていなかったけど、中華街、やっぱり楽しい。今後もときどき食べ歩きに来るとしよう。
でもその前に、次は本命で中華釜飯を食べないと。
ごちそうさまでした。
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