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春の小川はさらさら流る

[ Sony α7 III | Zeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA ]

桜の季節に立川に行くなら絶対ここで写真撮って帰ろうと思い、根川緑道まで脚を伸ばしてきました。
ここには 17 年前に一度花見に来たことがあったのですが、当時のメインカメラは DSC-F828 で、このときに少しだけ借りて使わせてもらった *ist D が初めての一眼レフ体験でした。これが後に一眼レフに手を出す直接的な動機になるわけですが、それはまた別の話。

以来、ここの小川沿いにある見事な桜並木がずっと記憶に残っていて、いつか桜の季節にもう一度行ってみたいと思っていたんですよね。

[ Sony α7 III | Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS ]

桜は満開ではなく八分咲きといったところ。でも土手から川に向けて見事に伸びていく枝振りが素晴らしく画になります。そうそう、こういう画がずっと撮りたかったんですよ。

[ Sony α7 III | SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS C020 ]

川べりでたくさんの子どもたちが遊んでいるのがまたフォトジェニック。
土手をここまで降りていけて、かつ中に入っても溺れない程度の小川ってあるようでないんですよね。こういうところで幼少期を過ごせるのってなんだか羨ましい。

[ Sony α7 III | Zeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA ]

今年もリモートワーク生活でほとんど家から出られない間に、気がつけば桜が見頃を迎えていました。例年ならば通勤ルート上にある桜並木が日々少しずつ変わっていくのを確認しながら過ごしていたことを考えると、ちょっと寂しい。
会社的にはこの一年でこれだけ出社を減らしても仕事が回ることが確認できたのか、仮に今後 COVID-19 が落ち着いてもリモートワーク主体の勤務体系は変わらないようなのですが、それでも来年の桜はあまり気兼ねなく外出できる状況で愛でたい。

[ Sony α7 III | SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS C020 ]

桜が見頃を迎えて、自分も含めこういう場所の人出が明らかに増えたのを実感します。でもこういうところで酒盛りをするのでなく、必要な感染対策を取った上で心を和ませる行為くらいは赦してほしいと思います。それくらい、この華やかでやさしい光景は心を癒やしてくれます。

[ Sony α7 III | SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS C020 ]

根川緑道は全長 1.5km ほど、その川沿いをほぼ全域桜並木が走っていて、奥行きのある桜が楽しめます。なので先日購入したシグマの DN ライトバズーカを投入してみました。ボケの柔らかさではさすがに明るい望遠レンズには劣るけど、こういう奥行き感のある構図を圧縮して撮れるのは超望遠レンズならではですね。基本は動体撮影用に買ったレンズだけど、スナップや風景写真にも積極的に投入していこうと思います。

[ Sony α7 III | SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS C020 ]

17 年ぶりの根川緑道、やっぱり良かった。撮りたかった写真が撮れて満足です。
平日はほぼ外出できず、しかも東京の桜は今日明日の雨であらかた散ってしまいそう…と今年の桜は楽しめるチャンスが少なそうなのが残念。散り際でもなんでもいいから、もう少し往生際悪く楽しんでやろうと思います。

コメント

  1. 丁稚 より:

    いいねぇ~~~

    もうこの一言。陽の光、青空、下生えの緑、無邪気な子供達、そして満開の桜。最高。

    • B より:

      ありがとうございます!
      本当にこの日の写真は被写体に撮らせてもらった感じです。撮りたかった写真が撮りたかったように撮れてとても満足。

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