GW に在宅勤務環境を整備した方もいらっしゃるようですが、私も書斎の環境を少し整えていました。
昨年末にリビングの Blu-ray プレーヤーを 4K UHD 対応の UBP-X800M2 に買い換えて、それまで使っていた BDP-S5100 が余りました。さほど使い途もないから処分しようかと思ったのですが、BD 再生専用機は今やハイエンドでもなければ需要がないようで、下取りに出そうにも値段がつかないことが判明。このまま捨てるのも忍びないし、書斎に設置することにしました。
書斎では自作機で一応 BD が再生できるようになっているものの、再生ソフトのバージョンが古いせいか録画した BD-R など一部ディスクの再生ができない(AACS キーが更新できない)状態になっていました。基本的に映像を見るときはリビングのテレビかプロジェクターを使うようにしているものの、たまにリビングが家族に占有されているときに書斎で視聴することもあるので、BD プレーヤーを Dell U2720QM に接続するために HDMI セレクターを購入。
グリーンハウス / HDMI セレクタ GH-HSWF3-BK
3 ポートの HDMI セレクターです。U2720QM の HDMI ポートは在宅勤務時に仕事用 PC を接続するのに使っているため、4K 対応のセレクター経由で PC(4K 出力)と BD プレーヤー(2K 出力)を繋ぎます。3 ポートモデルを選んだのは、ごく稀にゲーム機を接続したいときがあるから。
実際の製造は中国だと思われますが、日本語で印字されていて国内メーカーの保証が受けられる 4K60p 対応の 3 ポート HDMI セレクターが二千円ちょっとで買えるというのは良い時代です。4K 自体はもはやコモディティになったということなのでしょう。
付属品はカード型リモコンとリモコン受信機、それと電源供給用 USB ケーブルのみ。USB AC アダプターは付属しませんが、基本的にはテレビなり再生機器から電源供給してくださいということなのでしょう。
以前 HDMI バスパワータイプの HDMI セレクターを購入して大失敗したことがあるので、セレクターは基本的にセルフパワータイプしか信用していません。だから USB 給電対応なのは歓迎なのですが、本体側の電源端子が丸形コネクタなのが残念。ここは USB microB か USB-C にしておいてくれればケーブルの自由度が高まって良かったのに。
各種ケーブルが本体から三方向に向かって出る形になっているのが惜しい。これだと想像以上に設置面積を取ってしまいます。電源コネクタはせめて HDMI OUT やリモコン端子と同じ向きに揃えておいてほしかったですね…。
まあリモコン受信機がケーブル接続になっているおかげでセレクター本体は機器の裏側に隠して設置できるのがせめてもの救いといったところでしょうか。
なおリモコン受信機のケーブルはステレオミニ端子と同形状なので、おそらく以前 BD レコーダーのリモコン受光部を延長したときと同様にオーディオ延長ケーブルを使って延ばすことができるはずです。
BD プレーヤーの置き場所はデスクのサイドキャビネットの上が横幅ピッタリ、縦方向の隙間もちょうど良かったのでここに設置。このキャビネットを動かすことはほぼないので大丈夫でしょう。セレクター本体はこの BD プレーヤーの後ろに設置。
リモコン受信機は先日購入したディスプレイスタンドの天板裏に両面テープで貼り付けました。
プレーヤーの配置も含め、普段のデスク作業を邪魔することなく使いたいときにサッと使うことができる設置ができてけっこう満足。
音声は同軸デジタルで BD プレーヤーから USB DACに直結。相性問題なのか再生開始時にノイズが載るのが気になりますが、それ以外は特に問題ありません。
最近は動画もストリーミングで視聴することのほうが増えたため BD を再生する機会も減っていますが、たまに必要になったときにデスクでサクッと観れるのは重宝します。書斎のデスクで仕事も遊びも一通りできるのは「一国一城の主」感があってなんかイイ。
HDMI セレクター自体は 2 入力で良ければ Amazon で中華ブランド製品が千円くらいで買えてしまいますが、国内メーカー扱いの 3 入力モデルがこの価格で買えるならばこっちの方が良いのではないでしょうか。
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