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静岡県河津 七滝茶屋 再訪

「イチゴって改めて向き合うと、ちょっとキュンとくるフルーツだな」

河津でわさび丼をいただいた後は、少し周辺散策。河津の観光といえば早春は河津桜と相場が決まっているけど、それ以外にも七滝(ななだる)が有名。水が垂れる=垂る、で「滝(たる)」ということですね。わさび丼のかどやさん周辺は七つの滝が密集しているエリアで、この界隈の観光名所になっています。

この七滝のひとつ「大滝(おおだる)」は私有地内にあって以前来たときには見ることができなかったのですが、数年前に一般開放されて誰でも見ることができるようになっています。

遊歩道を伝って大滝へ。遊歩道といっても半分以上階段で、ひたすらに下っていきます。

途中、木陰から川が見えてくるだけで気持ちが涼しくなります。
せせらぎの音、せせらぐなあ。

これが大滝。名前の通り、河津七滝で最大の滝。
滝のふもとまで近づけるのはこの土地を所有する旅館・天城荘の利用客のみとのことで、とりあえずここから滝を眺めます。

う~ん、滝は、いい。
たぶん、マイナスイオンのせいか、なんだかとっても、腹が…減った。

しかしここからは今来た階段を逆に上っていくことになり、この運動不足な昨今、心臓とヒザに厳しかった(汗

そんなわけで、階段を上りきったところにあるのがこの七滝茶屋。というか、七滝茶屋のすぐ隣が大滝への入口なわけです。

この店、『孤独のグルメ Season3』第 3 話の甘味パートに登場した場所。

静岡県賀茂郡河津町のクラッシュド・ストロベリー
「ちょっと、観光客に、なろっかなあ」 わさび丼を食べた後は、ちょっと河津七滝観光を。このあたりは七滝(ななだる)と言って、文字通り七つの滝で有名な場所です。「滝」を「だる」と読ませるのは、「水が垂れる」→「垂る」→「だる」という変化で...

あれから 7 年経って立派な看板に掛け替えられていますが、基本的には当時の雰囲気のまま。
では、久しぶりに入ってみましょう。

七滝茶屋

入ってすぐのところに展示されているのが『孤独のグルメ』に登場したクラッシュド・ストロベリーの器。
この展示のされ方からすると、これ自体が井之頭五郎が使用した器ということなのでしょう。まるで神器か聖杯のような扱い(笑

Season9 では五郎はこちらのお店には再訪しませんでしたが、ここもわさび丼の店同様にあのドラマの影響が大きかったことが窺われます。

店内は透明パーティションでかなり細かく仕切られて、感染対策はバッチリな感じ。
観光地だけにこういう配慮は重要です。

というわけで、7 年ぶりのクラッシュド・ストロベリー。

冷凍イチゴはちょっと酸味強め、それをホイップクリーム・アイスクリーム・いちごピューレの甘さでバランス。
猛暑の中、この冷たさは嬉しい。爽やかで生き返るようなおいしさ。

いちご生ジュースにホイップクリームを浮かべたいちごフロート。
生ジュースってリンゴやミカン、グレープフルーツなんかは時々飲むけど、これだけ大量の生いちごジュースって滅多に飲む機会がないから貴重。

そして「いちご三昧」。ミニサイズのクラッシュド・ストロベリーにいちご生ジュース、いちごゼリーの三点セット。

まさにいちご三昧という光景だ。これはイチゴ好きが目にしたらたまらないだろう。

東京よりはちょっと涼しい伊豆の山中で、わさびからの冷たいイチゴ。真夏の一服の清涼剤という感じでした。
おいしかったし、楽しかった。

この周辺は温泉街だし、改めて一度泊まりがけで来てみたい気がしています。今度は河津桜の時季に、七滝を全制覇するつもりで。
あまり派手すぎないちょっとこぢんまりした観光地なのがちょうど良い。

ごちそうさまでした。

『孤独のグルメ』聖地巡礼 全店レポート Season1~10&原作
ドラマ&漫画『孤独のグルメ』の聖地を実際に巡礼してきた本人によるまとめです。(※2017 年大晦日スペシャルの広島編、2019 年大晦日スペシャルの釜山編、2023 年大晦日スペシャルの台湾編、および原作の病院、パリのみ未巡礼)。 ドラマ...

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