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CP+ 2022 リアル参加のハードル

CP+2022、来場者に“72時間以内のPCR陰性”もしくは“ワクチン接種証明+24時間以内の抗原検査”求める – デジカメ Watch

来月三年ぶりにリアル開催予定の CP+ の来場条件が発表されました。

基本的には入場制限をかけるようで、時間帯ごとに区切られた入場枠を指定して登録(先着順)。さらに入場には以下のどちらかの証明書の提示が必要とのことです。

  • 72 時間以内の PCR 陰性証明
  • ワクチン接種証明+24 時間以内の抗原検査結果

これは正直言ってかなり厳しい。一番手軽なのはワクチン接種証明と市販の抗原検査キットを揃えることでしょうが、それだって無料じゃないし。CP+ に入場したければ時間とお金を使ってそれなりに準備しておく必要があるということになります。

こういう大規模イベントに安心して参加するためにいち早くワクチン接種証明を取ったつもりでいたので、それよりも高いハードルを課せられるのは想定外でした。まあカメラという「顔周辺に接触する可能性が高い機材」を扱うイベントで不特定多数が来場、しかも来場者層が世の中の平均よりも高齢寄りとあっては可能な限りリスクを避ける方向での運用になるのは致し方ないところではありますが。

しかしこうなってくると行くかどうかは悩みますね。近年の CP+ は自分にとっては新しい機材に触れることよりも普段は会えない人に会いに行くイベントという位置づけが強まっていたので、この微妙なハードルの高さでみんなどれくらい参加しようとするのか不明。また主要メーカーもメインどころの新機種を CP+ を待たずして発表/発売済みだから現場でどれくらい新規性のあるものが並んでいるかも分かりません(シグマは何かレンズでも発表してくるんじゃないかと予想していますが)。また、そもそも私自身が今持っている機材でおおよそ満足してしまっていて、以前ほどは新しい機材に対して貪欲でなくなっている…というのが最も大きいかもしれません。

出展社リストを見ても大手カメラメーカー系は揃っているけどリコー/ペンタックスは出さないようだし、用品メーカーでもヴァイテックイメージング(Manfrotto)や銀一といった名前が見当たりません。COVID-19 の感染状況や各メーカーの経営状況、あるいは二年間開催されなかった CP+ の求心力低下などいろいろ理由はあるでしょうが、なんとなくこれを契機に CP+ というイベント自体が地盤沈下していきそうなきがしてなりません。かつては毎年楽しみにしていたイベントだから盛り返してほしいところですが…私は今年は参加しない方向かな、と現時点では考えています。

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