先日のカルディのカメラ缶チョコに続いて、私の Twitter タイムラインで話題になっていたこの缶チョコレートを買ってきました。
見るからに初代ウォークマン「TPS-L2」をパクr意識したデザインの缶チョコ。PLAZA(旧ソニープラザ)にてバレンタインギフトとして販売されているようです。
それにしても、PLAZA に改名して 15 年で今や資本関係もないとはいえ、モロにこのデザインの商品を販売するというのはアリなのか…まあオリジナル自体が 40 年以上前のものだし、まあアリか。
私は TPS-L2 自体は持っていませんでしたが、このデザインをオマージュした 40 周年記念モデル NW-A100TPS を使っているのでその縁を感じて購入しました。
この缶チョコは神奈川の株式会社エウレカという企業が企画開発したものです。カルディのカメラ缶もここの OEM のようですね。カルディと PLAZA 以外にもロフトで取り扱いがあるようです。そのためこの缶にはメーカーロゴに相当する部分にソニーロゴに似た書体で「EUREKA」と記されています。
ちなみに初代ウォークマンはマイナーチェンジの前後で微妙にデザインが異なりますが、この缶チョコは大きな「STEREO」表記があるから初期モデルオマージュですね。
WALKMAN ロゴがあるべき箇所にはこれまた似た書体で「PORTABLE PLAYER」の記載。エンボス加工されているのが細かい。でも初代ウォークマンの初期モデルはここにロゴはなかったので、いろいろとミックスされたデザインであることが分かります。
単なる四角い缶に見えて、側面には再生系ボタンがちゃんと別パーツで埋め込まれていたり、ボリュームスライダーがエンボスで表現されていたりというこだわりを感じます。
初代ウォークマンオマージュなのでヘッドホン端子(印刷)はもちろん二つ。かつ、二人で一緒に聴いているときに内蔵マイクを使ってヘッドホン経由で会話ができる「HOT LINE」のオレンジのボタンまで再現されています。このボタンがちゃんと作り込んであるという点で、この缶チョコを企画またはデザインした人は単にレトロデザインをお手軽に拾い食いしたんじゃなくて相当のマニアなんじゃないでしょうか…。
裏面にはシンプルに線画で初代ウォークマンの背面デザインがプリントされています。食品表示シールの下には特にデザインはなく、単にブルーで塗装されているだけでした。
中身は個包装のクランチチョコレート 4 個。ウォークマンらしく再生系ボタンを模したパッケージになっていますが、中身はランダムなようで私が買った個体には PLAY ボタンがなく REW ボタンが 2 個入っていました。
ところで私の感覚だと FF と REW の矢印の向きは逆なんですけどね…。
さらに、同じコンセプトでカセットテープデザインのチョコレートも販売されていたので買ってきました。
これまた懐かしいデザインのカセットテープ風ボックス。白・黒・赤の 3 色あった中で昔こんなの使ってたよなあ…というブラックを選びました。
「This cassette is No Music, but so yummy!」とか「healing yourself」というメッセージがなんかイイ(笑
箱を開けてみると中身もちゃんとカセットテープ型になっていて、二重の驚き。六角穴には鉛筆を突っ込んで回したくなってきます。
まだ食べてみてないけど色味からして相当甘そうなチョコです。
ちなみにこのチョコカセット、ウォークマン缶チョコにピッタリ収まります。
半端な包装のクランチチョコよりもこっちを入れて売った方がウケたんじゃないですかね。
缶チョコの缶のほうはカメラ型と違って素直な直方体なので、何かの保管・仕分け用の缶としてはウォークマン缶のほうが扱いやすいと思います。
カメラ缶チョコはカルディではけっこう売り切れているようですが、PLAZA ではまだ余裕があるように見受けられました。カルディとは少しデザインが違って付属のレンズがパンケーキではなくズームだったり、オールブラックの代わりに銀×黒のカラバリがあったりするようですね。また PLAZA で販売されている缶チョコにはライカゾフォートや instax mini などのインスタントカメラ風や写真フィルム風、ラジカセ風、レコードプレーヤー風とか JBL スピーカー風とかかなりバリエーションがあります。Amazon でも一部取り扱いはありますがモノによってはプレミアがついているので、実店舗に行けない場合は PLAZA のオンラインストアかエウレカ公式通販を利用するのが良いでしょう。
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