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VAIO Z 勝色特別仕様

紫色のなにかが届きました。

VAIO / VAIO Z 勝色特別仕様 VJZ1421icon

VAIO Z 勝色特別仕様

仕事用でも家族用でもない自分のパーソナルユースとしては久しぶりの VAIO。
昨年 10 月に発売された VAIO Z(VJZ1421)の勝色特別仕様モデルです。

モンスタースペック、フルカーボン、勝色グロス仕上げと来たら買わないわけにはいきません。もし他に誰も買わなかったとしても自分が買う。
本当は今年の夏に VAIO ブランド 25 周年記念で勝色モデルが出てくると予想していたところそれよりも遙かに早く出てきて焦りましたが、ちょっと無理して購入。VAIO(株)としては 25 周年を祝う気配がなさそうなので、勝手に 25 周年記念のつもり。

ちなみに発注自体は 12 月に済ませていたんですが、届くのを一ヶ月待っている間に期間限定 2 万円値下げが実施されて泣いてます…。

VAIO Z 勝色特別仕様

勝色特別仕様は CTO の選択肢がほぼありませんでしたが、以下のスペックで購入しました。

  • プロセッサー+メモリー:Core i7-11390H(3.40GHz)+ メモリー 32GB
  • OS:Windows 11 Home
  • ディスプレイ:14.0 型ワイド Ultra HD(4K)
  • ストレージ:第四世代ハイスピード SSD 256GB(PCIe)
  • LTE 通信モジュール(5G):なし
  • キーボード:日本語配列【隠し刻印】(かななし/バックライトあり)
  • TPM セキュリティーチップ:なし

私は自宅では Ryzen 搭載の自作機を使っているので、あくまでモバイル用のサブ機扱いとしては VAIO Z はオーバースペック気味なんですけどね。最近は外では PC じゃなくて iPad で済ませてしまうことのほうが多いし。
昨年 10 月にフルモデルチェンジした SX14 が Z の特長の多くを取り込んだのでサブ用途なら SX14 でも十分ではありました。でもフルカーボンの魅力には抗えなかった…。

VAIO Z 勝色特別仕様

繊維が透けて見えるカーボン地は勝色に染められ、一見黒っぽいけど光の当たり具合によって紫色~濃紺へと表情を変えます。
レッドゴールド系の VAIO ロゴやヒンジ部のオーナメントも相まって高級感あり。VAIO ロゴはもうちょっと大きくても良かった気はしますが。

VAIO Z 勝色特別仕様

パームレストからディスプレイベゼルに至るまでグロス仕上げなのでテカテカ。
これは好みが分かれるところでしょうが、使用中に自分でもグロスカーボンモデルを使っている自己満足が得られるので、プライベート用 PC としてであれば個人的にはアリ。

VAIO Z 勝色特別仕様

キーボードはかななし隠し刻印キートップを選択。普段は無刻印に見えるのにバックライトが点灯するとうっすら(通常モデルよりも控えめに)刻印が見えるキーボードはカッコイイですね。普段はタイプ中にキートップを見ることはないからこれで十分。

VAIO Z 勝色特別仕様

電源ボタンに一体化された指紋センサーは便利に違いないと思ったけど、新 Z には顔認証デバイスが標準搭載でした。画面に向かうだけでログイン画面をパスしてくれるので、指紋センサーの出る幕さえなかった。

VAIO Z 勝色特別仕様

USB PD 対応 USB-C ポート×2、HDMI 出力、ヘッドセット端子のみに絞り込まれた I/O。給電 LED がついている USB-C ポートは左側面のみですが、右側面のポートでも USB PD 給電および Alternate Mode 映像出力が可能です。在宅ワーク用に以前整備した USB-C 一本で給電&4K ディスプレイ出力環境がそのまま流用できるのが嬉しい。

購入するまでは USB Type-A がせめて 1 ポートくらい付いていたほうが便利だったのにと思っていましたが、USB-C で繋がる機器もかなり増えてきたし、モバイル用サブノートとしての使い方なら USB-C×2 でもまあ事足りるか。

VAIO Z 勝色特別仕様

私にとってカーボン PC の原点は VAIO 505 EXTREME(PCG-X505/SP)。それまでの PC で外装にカーボンを採用したのは ThinkPad の一部機種にありましたが、それもカーボンファイバー配合プラスチック(CFRP)であり、カーボンファイバー積層板を PC に使ったのは私が知る限り X505 が初めてでした。もう 18 年も前の話ですが、あのときも清水の舞台から飛び降りる気分で買ったなあ。PC 一台にこの値段を払ったのは、あのとき以来今回が二回目です。

VAIO Z 勝色特別仕様

同じグロスカーボンでも X505 はブラックでカーボン目は斜め方向、Z は勝色で横方向。そういう違いはあれど、並べるとやはり同じ系譜をもつ製品であることを感じます。デザイナーが同一人物(森澤有人氏)というのも感慨深い。

VAIO Z 勝色特別仕様

思い切りが必要な買い物ではありましたが、久しぶりにプライベート用 PC を買い換えられてウキウキしています。高価かったけど 5~6 年は十分使えるスペックがあるし、(途中でよほど私の琴線を刺激するマシンが出てこない限り)日割りで考えれば元は取れるはず(笑。
この製品を形にしたエンジニアやデザイナーの熱意に敬意を表しつつ、愛用させていただきます。

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コメント

  1. edf_45 より:

    紫色が眩しい! 良いですね。
    ともに森澤デザインとは知りませんでした。
    昔、2chで森澤デザインを腐す人がいましたが、
    今となっては気にならないですね。

    指紋センサーは、冬で乾燥してくるとほぼ読取り
    不能になったので、私も顔認証に変更しようと
    思います…。

    Zは現状、最軽量構成958gにできなくなってしまっ
    たので、あのとき買っといてよかった。

    • B より:

      ありがとうございます!
      本当に想定外のタイミングかつ数量限定で出てきたので、ちょっと無理して買ってしまいました。いいですよねーこの色。

      森澤デザインは VAIO だと X505、X シリーズ(Atom の薄いやつ)あたりが代表で私はいずれも大好きなデザインです。
      最近だともう彼の代表デザインは PlayStation 5 というイメージがついてしまっていますが…。

      自分の好きなスペックを取るか最軽量構成を取るかはいつも悩ましいですよね。私もかつて TZ の頃にかなり悩んだ記憶があります(笑

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