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MINOURA の自転車用スマホホルダー iH-520

先日 YPJ を試乗したときについていたスマホホルダーが使いやすかったので、さっそく自分でも買ってみました。

MINOURA / iH-520-STD Phone Grip

今まで使っていた Spigen の Gearlock スマホホルダーも悪くはなかったのですが、iPhone を買い換えたことでケースが使い回せなくなってしまいしばらく使えていませんでした。iPhone 12 用の Gearlock 対応ケースを買わなくてはと思っていたのですが、このホルダーのような汎用品ならばスマホの機種を問わずに使えます。都度ケースを買うくらいならホルダーごと買い換えてしまえというわけです。
本製品は自転車用品で定評の高い MINOURA が国内製造しています。本格的なクロスバイクのレンタサイクルで使われているのであれば信頼性は期待していいはず。

ホルダー本体に自転車への取り付け用金具類、それから様々なサイズのスマホに合わせられるようサイズ調整パーツが複数同梱されています。あと写真には含んでいませんが大小の六角レンチも付属。

ホルダーの上下方向の伸縮式アームと左右方向のサイドウイングを調整することで幅広いサイズのスマホに対応可能。ただし大型のスマホを使用する際は下側のアームを延長タイプに交換する必要があります。

↑延長アームに交換した状態。iPhone Plus/Max シリーズにはこの延長アームを使用する必要があります。また Xperia 1/5/10 シリーズも縦に長いため延長アームを使わないとセットできません。

ちなみに縦方向の伸縮式アームはネジ留め前提のため、サイズの異なる複数のスマホを使い分けるのには向いていません。私は iPhone 12 と Xperia 1/5 それぞれで使いたかったので、上側のアームをネジ留めしきらず「少し力を加えれば動く」程度に締めて、スマホに応じて微調整できるようにしました。保証外ではありますがサイドウイングだけでもそれなりに保持されるため、上下のアームはあくまで万が一のすっぽ抜け防止になれば良いという判断です。

取付金具を仮組みしてみました。これはハンドルバーから前方にオフセットさせて取り付けるためのアダプターをつけた状態です。

自転車に取り付けた状態。分かってはいたけど実際につけてみるとやっぱりそれなりに存在感があります。スマホをセットしているときはいいけど、スマホがないときの異物感がすごい。

結局オフセット金具は使わずにシンプルに取り付けることにしました。一度オフセット状態で取り付けてみたところ、スマホは見やすくて良かったんですが多分家族から「前カゴに買い物袋を入れるときに邪魔」という苦情が来そうだったので(笑
そういう意味ではスマホを取り付けていないときはコンパクトなハードポイントだけになる Spigen のホルダーは秀逸だったなあ。

スマホを取り付けてサイドウイングを締めた後に↑の MINOURA ロゴが入った赤いボタンを押し込むとロックされ、その下のレバーを引くとリリースされる仕組み。朝霧高原で試したときに感じたとおり、やはりガッチリ固定される安心感があるのにスマホの着脱がしやすい。これは使いやすい。

なおメーカーとしては乳白色のシリコンバンドを命綱代わりに併用することを推奨しています。なくても十分しっかり固定されていますが、念のため使っておいた方が良いでしょう。

Xperia 1 III は本当にサイズがギリギリで、延長アーム+上アーム最大長の状態でなんとか収まりました。ただし Xperia は右サイド中央に電源ボタンがあり、サイドウイングに隠されて電源操作ができなくなるのが難点。これは以前スマホジンバル用に設定した画面ダブルタップでスリープ解除の機能を使うことで回避できます。

ちょっとデカいのだけが難点ですが、使いやすくて良いスマホホルダーでした。

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