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東京都港区白金台のミーアヤム

「これを日々食べられるインドネシア人、うらやましい」

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先日の孤独のグルメ Season10 第 2 話のお店ですが、実は放送前に複数回食べに行っていました。前回レポートした内容の他にも気になるメニューがあったり、五郎が頼んだ追加メニューを当てたかったりというのがあり。さいわい目黒なら自宅から比較的通いやすい場所でもあるので、ランチタイムに複数回利用してみました。

インドネシアレストラン チャベ 目黒店

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そういえば店名の「チャベ」ってどういう意味だろう?と思っていたのですが、店内の黒板に答えがありました。チャベ=唐辛子、だったか。でも唐辛子を店名に冠しているにしては、この店の料理は辛さよりもうまみが勝っている気がします。まあ我々巡礼者的にはブータン料理を経験しているから、それに比べればどの料理も辛くないという説もありますが(笑。
ちなみに全く関係ありませんが、富山弁で「チャベ」は「口が軽い人」という意味です(何

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ランチメニューは隔週替わり(平日のみ)。基本的には千円以下でサッと食べられるワンプレートランチ、という感じですかね。
五郎が食べていたナシゴレンやソトババットもお昼にも食べられる模様。

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まずは名前が気になった「ナシチャンプルセット」を頼んでみました。
チャンプルって沖縄弁だよなと思ったけどインドネシアのナシチャンプルは「ナシ(米)」「チャンプル(ごちゃ混ぜ)」ということで、白米にいろんなおかずがセットになったメニューでした。インドネシアでも沖縄でも、ごちゃ混ぜは「チャンプル」。同一語源だと思われるけど、海を隔てているのに言葉が伝わっていくってすごいなあ。

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チャンプルの中身は刻み野菜、厚揚げ的なもの、つくねっぽい串焼き、レッドカレー、厚揚げとインゲンの炒め物、という感じでした(内容は日替わりまたは週替わりだと思われる)。
厚揚げがダブっているのが面白いけど、そういうのも含めて絶妙な「インドネシアの家で食べる昼ごはん」感。レッドカレー、見た目は辛そうだけど全然辛くなくておいしくいただけます。

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この串焼き、つくねっていうより魚のつみれか!何種類ものスパイスが入っているようで不思議な味。
そのまま食べても良いけど、レッドカレーに浸してみたりしてもおいしい。

いろんな味のおかずが楽しめるナシチャンプル、気に入った。
おかずが勝ち気味でナシ(米)がちょっと足りないと感じるくらいでした。

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続いてこちらは、前回もいただいたソトババット(牛もつ煮スープ)。前回はたくさん頼んだ中の一品だったけど、今回はランチのメインディッシュ。
心なしか、夜に頼んだソトババットよりも具が多いような気が。

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春雨が入ってるのがいい。
これがスープを絡めてちょっとした麺感覚で楽しめる。スープがうまければうまいほど、春雨もうまいんだよなあ~。

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具も牛もつがたっぷり入って食べ応えあり。
「スープだからって満足感が足りないとは言わせないぞ」という意志みたいなものを感じる。
そういえばモツってあまり昼に食べるイメージがないけど、こうやってランチにスープでいただくのもいいじゃないか。

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半分くらい食べたところで、レモンを搾って味変。

うわ、レモン、ナイス。レモンマジック発動。
爽やかな酸味で目先が変わって、またおいしい。

このスープ、永久に飲んでいたい。

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そして、ゴローが劇中で頼んでいた追加メニュー「ミーアヤム」。
ランチメニューにはありませんでしたが、聞いてみたところランチタイムでもグランドメニューを頼めるということで注文してみました。

ミー(麺)+アヤム(鶏)でミーアヤム。つまり鶏肉入り麺ということですね。インドネシア料理、名前が「素材+素材」か「素材+調理法」のルールに則ってるものが多いからコツが掴めると想像しやすい。

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ミーもアヤムもたっぷりめ。そこに香り付けの野菜類がいろいろ入ってる。
スープが付いていて、麺をそのまま食べてもいいし、つけ麺風にしても良い。これは楽しい。

なんだかちょっとお祭り気分だ。外国の屋台麺、好き。

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おお…多めの油で炒めた焼きそば、って感じ。
でも味付けがソースじゃなくてインドネシア。ほんのり甘い。これ、大好き。

インドネシアンつけ麺、ナイス。いいものを知った。
今までインドネシア料理といえばナシゴレンだったけど、これからはミーアヤムも定番に加えよう。もちろん、ソトババットも。

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食後は冷たいトラジャコーヒーでスッキリと。

お店の雰囲気が完全にインドネシアローカルで、日本とは違う時間が流れている感じがイイ。ランチタイムに、日本の喧噪からちょっと抜け出せる感じがする。
ここは、島の屋台だ。自由気ままで、誰もが笑顔。ドラマで言ってた、お店の女将さんが目黒生まれっていうのは本当だろうか(笑。ちなみに片桐はいりは隣の大田区出身です。

私の生活圏的には来やすい立地なので、また食べに来ようと思います。
ごちそうさまでした。

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