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GRAND PRIX

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[ Sony α1 | Sony E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS ]

直後に海外出張が入ったため少し時間が空いてしまいましたが、ようやく先日の F1 日本グランプリ 2022 の写真を現像したので掲載していきます。

結果はご存じのとおり、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが雨のレースを完全に制して二年連続のドライバーズチャンピオンを確定。実質ホンダ製パワーユニットを搭載したマシンが、ホンダ撤退から一年経ってその成果を改めて日本のファンの前で示しました。

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フェルスタッペンの速さは本当に際立っていました。私はターン 2 から S 字の間にある C スタンド(レッドブル応援席)で観戦していたのですが、場所的にはメインストレートからターン 1 への飛び込みが見える席。予選の時点からフェルスタッペンはターン 1 への飛び込みが誰よりも速く、それはウェットコンディションだった決勝でも変わらず。他のクルマとは勢いが違うというか、何かオーラを纏っているようにさえ見えました。

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フェラーリのルクレールは今回もフェルスタッペンに完敗。予選では迫りながらも決勝ではタイヤのデグラデーションが大きくてマックスについていくことができず、終盤にはペレスに追いすがられて最後は自らのミスでポジションを失う…まるで今シーズンのルクレールを象徴するようなレースでした。来シーズンは改めてフェルスタッペンに挑戦してほしいところですが、本人以上にチームが戦える状態にならないと厳しいだろうなあ。

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対照的に輝いたのがペレス。市街地サーキットとかウェットコンディションとか荒れた展開に滅法強いですよね。昨シーズンに続いて、チームにとって大事なところで良い仕事をしてくれました。

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レース終盤はラップを重ねるごとにペレスがルクレールとの差を詰めるのが見ていても分かって、こちらも手に汗を握ることになりました。残念ながらコース上でのオーバーテイクとはいきませんでしたが、最終的にルクレールのミスを誘ってマックスのチャンピオン確定に貢献。

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今季は精彩を欠いたメルセデス。それでもコンストラクターズ 3 位をほぼ確定させているのはすごいところですが、ゼロポッド・コンセプトで開発された今年の W13 の実車はどうも美しくない…と撮っていて感じてしまいました。これで速かったらカッコ良く見えるんだろうか。

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個人的に推しているのがマクラーレンのランド・ノリス。マクラーレンは今回(と前戦のシンガポールに)特別カラーリングを施したマシンを持ち込んできましたね。かつてのマクラーレン・ホンダ~マクラーレン・ルノー時代にはほとんどスポンサーロゴのない淋しいクルマだったことを考えると、今の賑やかなマシンには感慨が深い。

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左を見渡すと S 字。ウェットだとテールランプが美しい。C スタンドからだと 1 コーナーや S 字はちょっと撮りにくくて、2 コーナーから S 字を繋ぐ短いストレートが撮影ポイントになるから構図的には面白味に欠けます。その代わり、レッドブル/アルファタウリ応援席だから観戦的には盛り上がるんですけどね。次回があるとしたら S 字あたりで様々なアングルを試してみるか、オーバーテイクポイントになりがちなヘアピンやシケインあたりでも良いかなと思っています。

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この人も状況が荒れるほど輝くフェルナンド・アロンソ。そういえば 16 年前にここで F1 観戦したときもこの人は同じチーム(ルノー)で走っていたけど、今は当時チャンピオンを争っていたミハエル・シューマッハーの息子と同じサーキットを走っているんだよなあ…と考えると気が遠くなります(笑

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そしてフェルスタッペン/角田裕毅と並んで今年の鈴鹿の主役だったのが、今季限りでの引退を発表しているセバスチャン・ヴェッテル。昔から鈴鹿サーキット好きを公言しているドライバーだったこともあるのか、レッドブル応援席であってさえもヴェッテルが前を通るたびに拍手が起き、フラッグが揺れていました。そしたら土曜日には予選語にチームラジオで「アリガトウゴザイマス、スズカ」ですからね…こっちまで涙腺崩壊するじゃないですか。

結果は予選 9 番手スタートからアロンソと鍔迫り合いのレースを繰り広げ、見事 6 位フィニッシュ。ヴェッテルにとって最後の鈴鹿をこの目で見ることができて本当に良かった。

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我らが角田裕毅。土曜日は予選 Q1 のアウトラップで S 字にかかったところであえてスロー走行してみせるなど、初めての鈴鹿凱旋レースを存分に楽しんでいるように見えました。
残念ながらレース戦略を外して入賞とはなりませんでしたが、走り自体は良かったように見えました。来年はもっと強くなって帰ってきて、上位入賞を争うレースを見せてほしいところです。

ちなみに日曜日にはアルファタウリ応援席の裏あたりで角田選手のお父さんを見かけることもできて、こちらも感激。

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日本 GP の週末に来季アルピーヌへの移籍が発表されたピエール・ガスリー。だいたい分かっていたこととはいえ、正式発表されると寂しいものがあります。
今回のレースではピットレーンスタート、さらに序盤のアクシデントで再び後方に落ち、以後ずっと追い上げるだけのレースだったのは残念でした。でも第四期ホンダ F1 に最も長く貢献してくれたドライバーの雄姿を見ることができて良かったです。アルピーヌに行っても応援しています。

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雨でレース終了が 17 時を回り、帰りの心配があったので表彰式を見ずにスタンドを後にしたのですが、帰る途中メインスタンドの裏あたりでマックスのドライバーズチャンピオン確定の事実を知りました。大急ぎで白子行きのバス停に向かいレースの余韻に浸る暇もあまりなかったのが残念でしたが、とにかく 16 年ぶりに鈴鹿で F1 を観戦して、昨年は見られなかったレッドブル(・ホンダ)がチャンピオンをかけて争う姿を見届けられたのは感無量。

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コースマーシャルの皆さんも三年ぶりに戻ってきた日本グランプリを楽しんでいるようでした。コンディション的に厳しいグランプリでしたが、無事開催していただきありがとうございます。

角田のアルファタウリ残留も確定しているし、ホンダの関与も継続するようなので、今のところ来年も現地観戦する予定。今から楽しみにしています。

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