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ドイツ出張と FFP2 マスク

出張でドイツに来ています。今まで出張や旅行でアメリカや東~東南アジア方面はありましたが、ヨーロッパは今回が初めて。ドイツって(少なくとも都市部では)英語が話せる人が多いしお店でも普通に英語メニューが用意されていて、心配していたよりも何とかなることが分かりました。

出張に来る三日前になって、ドイツでは長距離交通機関の利用時に一般的な不織布ではなくヨーロッパの FFP2 という規格に準拠したマスクの着用が義務付けられていることに気づきました。完全に普通の不織布マスクを持って行くつもりでいたからちょっと焦ったのですが、自宅近くのドラッグストアではそういったマスクは全然扱いがない。販売している薬局を探している時間はないし、Amazon で翌日配送対応の FFP2 マスクを発注。

SUMMIT PERSON / FFP2 マスク 20 枚入り(ホワイト)

中国メーカーの FFP2 マスクで品質的に本当に大丈夫か?とは思いましたが現地ですぐに買える保証もなかったから仕方ない。
Amazon からは 10 枚入りのパックが 2 セットで届きました。

「Fish Type」ってどういうことかと思ったら、いわゆるシャープマスクでいうクリスタルタイプのことなんですね。折りたたんだ形状は確かにさかなに見えなくもない。

マスクの表面に「FFP2」と印刷してあるのが面白い。これがあることで公共交通機関でも「ちゃんと FFP2 マスクをしていますよ」と主張できるというわけですね。

FFP2 は日本の DS2/アメリカの N95 相当の捕集効率をもつ規格ということで、一般的な不織布マスクよりもかなり目が細かい。呼吸をしてもマスクから呼気が漏れる感触はほとんどありませんが、口周りの空間が広く確保される形状で息苦しさはありません。
ちなみに現地で使われている FFP2 マスクは一般的な平たい形状のは見かけませんでしたが、Fish Type に限らないようで他の立体形状のものも多いようです。要は生地が FFP2 規格準拠で側面から空気漏れがなければ良しということなのでしょう。

ICE(Intercity Express;ドイツ版の新幹線的な列車)の車内でも「14 歳以上の乗客は FFP2 マスクを着用してください」の表示が。しかし見た感じ FFP2 マスクを使っているのは乗客の 20% 程度という印象で、多くの人は普通の不織布マスクを使っているように見えました。それでもマスクさえしていれば実質的に罰則はなさそうです。

普通の街中でマスクをしている人はほとんどいないのに(まあ 5% くらいはしているかな)、電車に乗った瞬間にみんなマスクを装着して、降りたらパッと外すのは見ていてなんか面白いですね。飲食店等でも誰もマスクをしていないのに交通機関だけすることに何の意味があるのか?という疑問はありますが、まあそういうものだと思っておくことにします。ヨーロッパでは再び感染拡大中という報道もあるし、私は屋内では基本的にマスクをして、無事帰国できるよう努めようと思います。

コメント

  1. こんにちは。久しぶりにコメントします。
    徐々に企業の方の海外出張も増え始めているようで、ホッとする記事でした。
    欧州はロシアの関連もあり、フライトもまだまだ大変でしょう。

    ドイツ人は割と英語話しますし、きっちりした国民性で日本人に近いかもと
    感じたことがありました。少なくともフランス人とは違うかな。(英語も喋らない)
    最初の写真はフランクフルトメイン駅でしょうか?
    20年ほど前に時計好きな私は、駅の近くの時計屋さんを探して、新しく開店した
    ばかりの店で自分への土産にFORTISの自動巻き時計を購入。
    4万円しなかったと思いますが、今の価格は15万ほど。いい思い出です。
    今は、円安で大変ですよね。気をつけてお帰りください。

    • B より:

      お久しぶりです。コメントありがとうございます。
      この夏くらいから海外出張増えてきた印象ですね。
      ただし欧州は北極圏周りで 15 時間くらいかかるから疲れますね…。
      ドイツ人、想像していたよりもずっと親切で真面目で付き合いやすいですね。
      写真はフランクフルトメイン駅です。ただ乗り換えで降りただけで周辺観光できていないのですが。
      これから帰りのフライトです。早く日本のご飯が食べたい(笑

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