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ホンダが 2026 年の F1 PU メーカー登録を公表

ホンダ・レーシング、2026年からのF1新PU規定の製造メーカーに登録したと明かす「参戦復帰に即座に繋がるわけではない」
ホンダ・レーシング(HRC)が、2026年から導入される新パワーユニット(PU)の製造者登録を行なったことを明かした。ただこれが、F1参戦復帰に即座に繋がるモノではないという。

2021 年は 12 月半ばまでチャンピオン争いが展開されていた F1 も、今年の 12 月は完全にオフシーズンになっています。が、このタイミングでいろいろとニュースが飛び込んできました。

まずはホンダの 2023 年モータースポーツ体制発表会。その中で、2023 年もレッドブル&アルファタウリの車体に「HONDA」ロゴが掲出されること、およびホンダが 2026 年の F1 パワーユニットメーカーとして登録したことが公表されました。

HONDA

ホンダ派 2021 年限りで公式に F1 から撤退し、レッドブルがその遺産を「レッドブル・パワートレインズ」として活用しつつ HRC がそれをサポートする形でパワーユニットを運用してきました。しかしその PU は相変わらずホンダ製なことは公知の事実で、それを追認するように F1 でのホンダの露出がジワジワ高まってきたのが 2021 年。日本 GP で正式にマシン上の HONDA ロゴが「復活」し、こうやって少しずつ外堀を埋める形で F1 復帰の道を探っている状況だったかと思います。堂々と宣言せずに遠回りするのはハッキリ言ってダサいけど、株主や社内の反対派の抵抗をなるべく受けずに進めるにはこうやるしかないのでしょう。こういう色目を使って優柔不断なやり方をするのがホンダだよね…と思われてしまうこと自体がブランドイメージを毀損すると個人的には思うのですが、まあ仕方ない。
というわけで 2026 年の PU メーカー登録も「参戦すると決まったわけじゃない」というカッコ悪い言い訳はついているものの、ここまでの流れを見るに再参戦を現実的な視野に入れて動いていることは明白。「HRC として」登録しているあたりも本社からの風避けですよね。まあ今後の経緯を温かく見守ることとします。

国内四輪レースの体制も大きく変わるようです。

ARTAがスーパーGT・GT500で強力2台体制を構築。陣営の底上げなるか|ホンダ2023シーズン体制発表
ホンダが2023年シーズンのスーパーGT参戦体制を発表。ARTAがGT500クラスで2台体制を敷くことが明らかとなり、野尻智紀と大湯都史樹が8号車、福住仁嶺と大津弘樹が16号車をドライブすることになった。いずれもブリヂストンタイヤを装着する。
スーパーフォーミュラは多くのチームが体制シャッフル。テストで注目された“TEAM TBD”の名前はなし|ホンダ2023シーズン体制発表
ホンダが2023年シーズンのスーパーフォーミュラ参戦体制を発表。昨年とは大きく異なる陣容となった。今季王者の野尻智紀のチームメイトには、今季F2で奮闘したリアム・ローソンが加入。太田格之進とラウル・ハイマンもスーパーフォーミュラデビューを果たす。

SGT は無限としてのチーム登録がなくなる代わりに ARTA が 2 台体制に。SF は元ホンダの山本氏が監督を務めていたチーム GOH がなくなったのに加えて、笹原・大湯・大津の三人の名前がなくなりました。特に笹原右京は SGT の方にもホンダ体制に名前がなく、TOM’S(トヨタ)に移籍が濃厚と言われています。笹原・大湯の二人は角田裕毅の SRS-F 時代の同期で近年は露出も増え、個人的にも親近感を持っていただけに(去年のサンクスデーでファンサしてくれたし)悲しい。

あとここ数日で F1 チーム代表人事で大規模なシャッフルが起きています。

フェラーリ、新チーム代表に元アルファロメオ/ザウバーのフレデリック・バスールを起用
スクーデリア・フェラーリは、マッティア・ビノットの後任チーム代表として、フレデリック・バスールを起用することを発表した。
ウイリアムズ、チーム代表兼CEOのカピト&テクニカル・ディレクターのFX・デメゾンの離脱を発表
ウイリアムズF1は、CEOのヨースト・カピトとテクニカルディレクターのフランソワ-グザビエ・デメゾンが辞任したことを発表した。
ザウバー・グループ、新CEOにマクラーレンF1代表ザイドルの起用。アウディも発表を歓迎……マクラーレン後任にはステラ指名
アンドレアス・ザイドルは、マクラーレンF1チームを離れ、1月からザウバー・グループのCEOに就任することが決定した。

フェラーリのマティア・ビノットが今季のチャンピオンを逃した責任で更迭されたのをきっかけに、ザウバー/ウィリアムズ/マクラーレンの首脳交代が相次いで発表に。ビノットの公認としてザウバーからフレデリック・バスールが移籍、その空いたザウバーにマクラーレンのアンドレアス・ザイドルが移籍。マクラーレンのチーム代表にはレーシングディレクターのアンドレア・ステラが内部昇格するようです。ウィリアムズのヨースト・カピートだけは現時点で行き先が明らかになっておらず、このまま引退するのか別カテゴリーに移るのか。

バスールは 2017 年にホンダとザウバーの提携話を白紙に戻した「豪腕」の印象が強い。でもあの統率の取れていないフェラーリをまとめられるかは未知数だし、何よりもフェラーリになんか似合わない(笑)。でもバスールはルーキー時代のルクレールと旧知の仲だし、ルクレール中心のチーム作りがうまくいけばひょっとするかもしれません。
ザウバーに移籍するザイドルは低迷していたマクラーレンを中団のトップ争いができる位置にまで復活させた実力者です。いずれアウディのワークスチーム化されるザウバーへは元ポルシェという VW グループ繋がりで招聘されたものと思われます。ザウバーはもともと開発力はあるチームだけに、アウディの資金力とザイドルの手腕が加わることで面白いチームに化ける可能性大。こちらも期待ですね。

ドライバー市場のほうはヴェッテル引退からの玉突きで予想外の人事異動が起きて面白かったですが、まさかオフシーズンにそれ以上の変化があるとは予想していませんでした。来季のクルマは既にある程度開発が進んでいるはずなのでいきなりチーム力のシャッフルが起きるとは思いませんが、変化は徐々に現れてくるはずです。

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