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ワルキューレ LIVE 2022 ~Walküre Reborn!~ at 幕張メッセ [Blu-ray]

現地参戦したときから発売を楽しみにしていた Blu-ray がフライングで届きました。

ワルキューレ LIVE 2022 ~Walküre Reborn!~ at 幕張メッセ [Blu-ray]

昨年 4 月に幕張メッセで開催された戦術音楽ユニット「ワルキューレ」のライヴ BD です。私はワルキューレのライヴはこれが初めてでしたが、期待していた以上に良かったのとメインステージから遠い席だったので BD が出たら改めてじっくり観たい/聴きたいと思っていたのでした。
ちなみに収録されていたのは 4/10 の DAY2、アンコールの一曲目が『ユニバーサル・バニー』だった回です。DAY1 のアンコール『サヨナラノツバサ』はボーナストラックとして入っています。

このライヴは映画『劇場版マクロス Δ 絶対 LIVE!!!!!!』のストーリーをなぞりつつ、サードアルバム『Walküre Reborn!』の楽曲を軸に構成されていました。個人的には旧曲ももっと聴きたかった部分はあったけど、ひとつのライヴとしてはコンセプトが明確で完成度が高かったと思います。まさに映画のライヴパートを生で体験している感覚がありました。それが BD になると音はクリアだしアップの画も含めカット割りも多彩で非常に楽しい。これカメラ何台入れたんですかね…五人それぞれのトロッコにも個別にアクションカムが仕込まれていたり、本当に「見たいところが見える」ディスクになっています。

私はファーストマクロスリアルタイム世代だからワルキューレの客層としてはだいぶ歳を取っているだと思いますが、昭和歌謡と 70’s ソウルをミックスしたような作風がどストライクでした。とはいってもオールドファン狙いではなく若者向けに「一周回ってカッコイイ」を狙ったのがファースト世代にもうまく当たったような気がします。でもこれがもしありきたりなアイドルグループよろしくひたすらユニゾンで歌われていたら、ワルキューレ自体にはそれほど興味を持っていなかったはず。どの楽曲でも(かつ、後から出てきた楽曲ほど)難易度の高いコーラスワークを織り込んでいるところがコーラスオタクとしてはブッ刺さったわけです。

しかもこの難易度の高い楽曲をスタジオ録音だけでなくライヴで踊ったり走ったりしながら成立させてしまうあたりがワルキューレのすごいところ。今回の『Walküre Reborn!』の楽曲群は特に録音よりもライヴでこそ活きる曲が揃っていたと思います。

個人的にメッチャ楽しかったのは中盤の Yami_Q_ray パート。五人が敵役である Yami_Q_ray に扮してトロッコに乗りながら歌うわけですが、歌い方といい表情といい振り付けといいワルキューレのときとは全然違っていて、かつ全員ノリノリで悪役をやっているのがイイ。このノリ、なんか見覚えがあると思ったらディズニーランドの夜パレードにあるヴィラン(悪役)パートですね。ディズニーのパレードもヴィランパートのはっちゃけ具合が好きなんだよなあ。それにしても闇雲ΔJUNNA のギョロ目変顔www

BD はとりあえずつまみ食い的に 30 分程度観てみただけですが、これ止まらなくなりますね…これは改めて時間を取って正座して視聴すべし。5.1ch サラウンド仕様だからプロジェクターとマルチチャンネル環境でじっくり堪能したいと思います。

ちなみに 5 月に予定されているワルキューレとしての最後の単独ライヴ、FINAL LIVE TOUR 2023 に幸運にも当選してしまったので、今度こそペンラ持って参戦する予定。そちらも楽しみにしています。

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