先日ロウルートをクリアしたタクティクスオウガ リボーン。あとはゼルダの新作が発売されるまでにニュートラルとカオスルートをのんびりプレイしていけばいいやと思っていたのですが、先日の Nintendo Direct で『オクトパストラベラー』の新作がもうすぐ出ることを知りました(開発していることすらチェックしていなかった)。というわけで、残りのルートを慌ててクリアしました(汗
「運命の輪 W.O.R.L.D.」システムを使いながらニュートラル→カオスルートの順でクリア。あとはカーテンコールの最初のイベントまで済ませて、本編に登場するプレイアブルキャラ全員+歌姫ユーリアまでを仲間にし、レベルカンストまでは育てたところ。
けっこう大変でしたが、AI によるオートバトルモードが優秀で二巡目であれば AI 任せでも危なげなく戦ってくれますね。これとバトルの倍速モードを組み合わせることで一巡目よりも随分スピードアップしました。
親友のヴァイスが序盤の選択肢にかかわらず主人公デニムとは真逆の選択をして離反するのがこのゲームのハイライトの一つ。ロウルートでは正義漢だったヴァイスがニュートラル/カオスルートでは表情も髪型も言葉遣いまでまるで別人になってしまう変わりようはちょっと可笑しい(笑。
ちなみに私は親友が主人公の選択とは逆ルートを選ぶ、という展開には CLAMP の漫画『X』を連想します。
ロウ(秩序)ルートはデニムが自分の手を汚しながら理想に向かっていくシナリオでしたが、カオス(混沌)ルートは逆に自分の正義感を押し通していくストーリー。展開的には通称のルート名とは真逆に思えますが、カオスルートは登場人物が残酷な結末を迎えることが多く、そういう意味では確かにカオス。胸糞の悪い話も多数出てきます。
一方ニュートラルルートのデニムはどっちつかずでフラフラしていて、ニュートラル(中立)というよりはポリシーがない人間に見えてしまいました。
フルボイス化された『リボーン』は声優陣がめちゃくちゃ豪華で、例えば魔女デネブの声は平野文。『うる星やつら』(1980 年代版)のラムの声が画面から聞こえてきたときにはのけぞりました。
他のキャラクターもレジェンド級や実力派の声優が多数起用されていて、台詞を聞いているだけで楽しい。私が子どもの頃から知っているような大ベテラン陣も多く、きっと開発陣(というか松野泰己氏)の中ではオリジナルの SFC 版を作っていたときから具体的な声のイメージがあって、今回のリメイクにあたってそれを現実にしたんだろうなあ…と想像します。
ただ、唯一私のイメージと違ったのが海賊アゼルスタンの声。芝居自体は決して悪くはないんですが…この顔だったら声は絶対大塚明夫しかなくないですか?私は画面上の台詞を読みながらでも大塚明夫ボイスで脳内再生余裕です(ぉ
というわけでとりあえずメインシナリオだけは一通りクリア。残るはカーテンコールの 3 つのイベントと、アイテムコンプやレリック合成とか死者の宮殿があるけどさすがに全部はやりきれないなあ。オクトラ II の発売まではあと一週間あるので、それまでにできるだけのことはやるつもりです。
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