今年の F1 日本グランプリも開催まであと 10 日と迫りました。
私は今回も現地観戦予定でチケットも確保済みなのですが、昨年に続き撮影機材をどうするか思案中。カメラマンエリアは高価だから一般席で大人しめに撮影予定です。昨年は「※各観戦エリア内への望遠レンズ・25cm以上の長さのカメラを持ち込んでの撮影はご遠慮いただいています(カメラマンエリアを除く)」というレギュレーションだったため、いろいろ検討した結果 α1+FE70-350G という組み合わせで臨みました。
今年もきっと同じレギュレーションだろうし同じ機材を用意するかー、でも念のため今年のレギュレーションも確認しておこうと思って見てみました。
すると、「興行における注意事項」のページに
指定席の座席では大型望遠レンズ付きカメラの使用は周囲のお客様のご迷惑となりますのでお控えください。(望遠レンズ全長26cm以上不可)
と書いてあるじゃないですか。去年よりも全長が 1cm 緩和されている…だけでなく、「望遠レンズの全長」となっていることから(レンズ交換式カメラの場合)ボディを含まないレンズのみの長さで 26cm 以内なら良いってこと?ちなみにテレコンバーターの長さはレンズ全長に含まれますか?という遠足におけるバナナおやつ問題のような疑問がふつふつと湧いてきます←。
ともあれボディの厚みを計算に入れなくて良いならレンズの選択肢は随分広がるなあ、と思っていたら、別の「快適な観戦のために」のページには以下のように書いてある。
全長26cm以上(レンズ、レンズフード、カメラ本体など全てを含む)のカメラ、ビデオカメラなどは、カメラマンエリアを除き全ての観客席、エリア席での使用は禁止です。ズームすると26cm以上となる場合は、ズームせずにご使用ください。
こちらはカメラボディとレンズを合わせた全長として記載されています。しかし昨年の 25cm よりも 1cm 緩和されているという点は共通。しかし昨年は「ご遠慮いただいています」という穏当な表現だったのが今年は「禁止です」と強めの言葉で書かれていて、実際にはノーチェックだった昨年とは違って今年は少し厳しめの対応がとられる可能性を感じさせます。
いずれにしても現地に行ってからもめて撮れなくなるのは最悪なので、この両者を見比べて厳しい方つまり「レンズ・ボディ合計で 26cm 未満」の機材を持ち込むのが正解ということでしょう。しかし昨年から今年で 1cm 緩和された(もっと言うと 2019 年は 26cm だった)理由がなんなのかちゃんと説明してほしいですね…説明しないならしないでコロコロ変えないでほしい。
まあ 1cm 緩和されたところで選べるレンズが劇的に増えるわけではないし、少しだけ奥行きの長いボディ(例えば α7R V は α1 よりも数ミリ分厚い)への許容度が増す程度の差にすぎません。「レンズ全長 26cm」という表記を見たときには期待してしまいましたが、今年も昨年の機材をベースに考えるのが現実的ですね…。
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