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SIGMA 10-18mm F2.8 DC DN

シグマ、クラス最小最軽量のAPS-C超広角ズーム「10-18mm F2.8 DC DN」 – デジカメ Watch

シグマが新レンズ 10-18mm F2.8 DC DN を発表しました。
「DC DN」ということで APS-C 用の超広角ズームレンズ(16-27mm 相当)になります。シグマの APS-C ミラーレス用レンズは長らく 16/30/56mm F1.4 の三種類しかなかったのが、ここ二年くらいの間に 18-50mm F2.8、23mm F1.4、そして今回の 10-18mm F2.8 となんだか思い出したかのようにリリースが続いていますね。おそらくシグマがフジ X マウント互換レンズに参入したことが契機なのでしょうが、案外ソニー ZV-E10 のステップアップ需要も堅実にあったりするのではないでしょうか。純正の APS-C E マウントレンズ、古いまま更新されてないものが多いですからね。

このレンズ、F2.8 通しの大口径広角ズームレンズながら全長 62mm、重さ 260g とかなり軽量コンパクト。ソニー E PZ 10-20mm F4G の 55mm/178g よりは少し大きく重いですが F2.8 通しですからね。かつソニーはパワーズームレンズなので動画撮影には良いけど静止画メインならシグマの方が素早くズーミングできるメリットもあります。おそらく実売は同価格帯になるでしょうし、私が買うならシグマかな。
ちなみにソニーの一世代前の E 10-18mm F4(63.5mm/225g)との比較では同様のサイズ感で一段明るいことになるので、旧型ユーザーは買い換えを検討する価値があると思います。

私のメインはフルサイズだから APS-C レンズに投資する気はあまりなかったのですが、先日の鈴鹿に α6700 を持っていったことで APS-C の取り回しの良さを再評価中です。ボディのサイズ感だけで言えば α6700 は α7C と大差ないのですが、標準~広角系レンズが大幅にコンパクトにできるのは旅行用機材としてはやはり魅力的です。α7C は 28-60mm と 24/40/50mm の単焦点レンズだけは小さくて良いのですが、それ以外の焦点域を押さえようとすると途端に荷物が増えるのがネック。ちょっとした旅行や出張に携行するカメラとして ZV-E10 でもいいから買うかー、と考えていた私には今回のシグマ 10-18/F2.8 はなかなかのインパクトがあります。ZV-E10 とシグマ 10-18/F2.8+18-50/F2.8 があればだいたい用が足りてしまうんですよね。

ちなみに同時発表でミラーレス用の 70-200/F2.8 の開発についても告知されています。

シグマ、ミラーレス専用設計「70-200mm F2.8 DG DN OS|Sports」の開発を発表 – デジカメ Watch

超定番のズームレンズだけどだいぶ待たされました。単焦点/ズーム含めて他の焦点距離はだいたい網羅するくらいラインアップが揃ってきたところでようやく 70-200/F2.8 ですからね。まあ一眼レフ用の 70-200/F2.8 も「他社も威信をかけたレンズを出してくる領域だからヘタなモノは出せない」という感じで時間かかってましたからね…。L マウント的にはパナが同スペックのレンズを先に出しているから焦る必要がなかった、ということなのかもしれませんが。

まあ私が今一番欲しいレンズが FE 70-200/F2.8 GM II だからシグマから出てきたとしてもこっちを買うと思いますけどね。軽くて画質が良いのもいいけど、テレコン対応なのが強い。
フルサイズミラーレス用 70-200/F2.8 は既に各社から定評の高いレンズが投入されている分野ですが、シグマは後発としてどんな特長をひっさげて出してくるのでしょうか。買わないまでも興味があります。

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