先日の出張の用務先はニューヨークでした。アメリカには何度となく行っているけどニューヨークは初めて。せっかく来たなら街の写真を撮って帰りたい、と思って仕事が終わった後ホテルに直行せず写真を撮り歩いてきました。
まずは NYC といえばここ、タイムズスクエア。テレビや映画で何度も見ている場所に実際に立つのはちょっと特別な感覚があります。東京に来た外国人観光客が渋谷のスクランブル交差点を訪れるのってこんな気持ちなんだろうな、というのがよく解りました。
そこらじゅうが大型スクリーンで埋め尽くされていて、これは渋谷よりすごいんじゃないでしょうか。
※写真は全て RX100 III にて撮影。
階段に上って見下ろすと、改めてすごい人出。広場に組まれたステージでライヴをやっていたこともあって、身動きが取れないほどの混雑です。
しかしタイムズスクエア周辺、人とすれ違うときにすごい臭いが漂ってくることが多くて…調べてみたら大麻のようですね。ニューヨーク州では二年前に大麻が合法化され、今では市内でも普通に販売されているようです。タバコの臭いを感じる機会はほとんどなかったけど、大麻の臭いがすごかった…乾燥させていない雑草をそのまま燃やしたような青臭く、焦げ臭いにおいがそこらじゅうに漂っているのはちょっと厳しい。
初 NYC だからベタな観光客ルートを辿ろうと思ってエンパイアステートビルまで歩いてみました。マンハッタンって東京でいうと銀座と新宿と渋谷規模の市街地が徒歩 30 分圏内に密集しているような感じで、ビルはそれぞれ東京の 1.5 倍くらいの大きさがある印象。
ただ、建物は上へ上へ伸びていくけど足元はゴミが散らかっていたりアスファルトがひび割れていたり、あまりキレイとは言えません。こういうところにアメリカという社会の格差が顕れているのかもしれません。
日本に比べて土地が広いからか、路面店の規模がどこも大きくて存在感がすごい。
台湾で買ったときにはネタ枠と思っていた SuperDry も、ニューヨークで見るとなんか格好良く見えます（笑
34th Street にどどーんと店舗を構える世界最大のデパート Macy’s。私が大好きなクリスマス映画『34 丁目の奇跡』のモチーフになったデパートです。個人的にはタイムズスクエアよりもここにクリスマス前に来られたことが嬉しかった。でもお店の中にも入ってみましたが、サンタクロースは働いていませんでした（笑
ハドソン川近くにあるショッピングモールにて。こういうゴージャスな場所に来ると、ニューヨークが東京以上に富裕層の街であることを実感します。日本人的にはただでさえ物価が高いところに円安で食費すら辛いというのに（泣
ハドソンヤードの新名所「ベッセル」。2019 年にオープンした展望施設とのことですが、飛び降り自殺が相次いだため現在は閉鎖中だとか（汗。
無人なのにライトアップだけはされている巨大建造物、あまりに異様…。
こういうスナップ撮影は、よく知った街よりも自分の解像度が低い場所のほうが新鮮な写真が撮れますね。夜の NYC はどこを切り取ってもドラマチックに見えて、とても写欲を刺激されました。
今回は荷物が多かったから RX100 III しか持っていかなかったのですが、これなら無理してでもミラーレスカメラを持っていくべきだったなあ。
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