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RG RX-78-2 ガンダム スクーデリア・アルファタウリ Ver.

「裕毅、スクーデリア・アルファタウリ。ガンダム行きます!」

RG ガンダム アルファタウリ Ver.

先週の F1 ラスベガス GP にて、日本人ドライバー角田裕毅の所属するスクーデリア・アルファタウリとガンダムのコラボレーションが発表されました。一戦限りのスポンサードで AT04 の車体のヘッドレスト横に RX-78-2 ガンダムとガンダムエアリアルの顔が描かれ、アルファタウリのガレージには 1/10 スケールのガンダム立像が設置されました。レースでのアルファタウリはセットアップに失敗して下位に沈みほぼ映像に映らなかったことと、同時に実施されたファッションブランドとのコラボリバリーの方が目立っていてガンダムの存在感がほとんどなかったことは残念でした。
このコラボと同時発表されたのがアルファタウリ AT04 をオマージュするペイントが施された PG Unleashed ガンダム。そのままアニメーションに出てきても違和感がないくらいカッコいいカラーリングで私も欲しくなってしまったのですが、こちらも残念なことに商品化の予定はないとのこと。

角田とガンダムを両方応援している私としては、推しと推しのコラボとあっては乗っからざるを得ません。そこで「ないものは作る」の精神でこのアルファタウリガンダムを自作してみました。発表時点で私は出張中だったためラスベガス GP に間に合わせることはできませんでしたが、最終戦アブダビの決勝レース前に何とか完成にこぎ着けました。

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム

RG ガンダム アルファタウリ Ver.

PG Unleashed はさすがに手間がかかりすぎるし大きくて置き場所もないので、私は RG ベースで作成。RG って新しめのフォーマットだと思っていたけど出たのはもう 13 年前のことなのか…今の基準で見ると仕様が少し古く感じる部分は確かにありますね。

既存キットをベースに作るにはマスキングを含む全塗装が前提になりますが、ちょうど先日レプソル・ホンダ RC213V を完成させたところで何とかなりそうな自信がありました(笑

RG ガンダム アルファタウリ Ver.

写真だとほぼ白黒のツートンカラー+赤い差し色くらいにしか見えないかもしれませんが、暗色部はダークブルーとブラックで塗り分けています。タミヤスプレーのダークブルー、一度吹きだと明るすぎたから重ね塗りしたらかなり暗くなってしまいました。まあ AT04 の実車もほぼ白黒に見えるからこれくらいの方がイメージに近いでしょう。
また RG はホワイトも成型色が濃淡二種類存在するのですが、そのまま使うと見た目がゴチャゴチャしそうだったのであえて単色ホワイトで塗装してあります。

RG ガンダム アルファタウリ Ver.

このコラボモデルのキモであるアルファタウリロゴと角田裕毅のカーナンバー「22」のデカールは自作しました。最初、エーワンの自作デカールシールを使ってみたところプリント解像度がイマイチだったのでハイキューパーツの水転写式デカール自作用紙に変更。こちらも本来は顔料インク用で私が持っているプリンター(染料インク)とは相性が良くなかったのですが、濃度や乾燥手順などを試行錯誤した結果、肉眼で見るレベルなら十分なクオリティーに仕上がりました。

ちなみに PG Unleashed(1/60)とはスケールも模型としてのデザインや構造も全然違うので、ロゴのサイズやバランス、配色などは RG(1/144)のサイズ感に合わせて一部アレンジしています。

RG ガンダム アルファタウリ Ver.

「SCUDERIA ALPHATAURI」の文字は印刷すると潰れると思って Photoshop 上で文字を少し太く加工したのですが、それでも小さいロゴは潰れ気味。まあ 1/144 スケールだからしょうがない。

デカールはキット付属のものを一部そのまま使いつつ、他に持っていた水転写デカールや市販のラインデカールを組み合わせてできるだけ設定画のイメージに近づけてみました。
塗装でなにげに手間がかかったのは関節部分のマルイチモールドにおける赤黒の塗り分けだったりします。

RG ガンダム アルファタウリ Ver.

このモデル一番の大物はシールドにあるアルファタウリのシンボルマーク。大型のデカールを自作する必要があり、これを滲ませずにプリントして失敗せずに貼り付けるのに苦労しました。まあ自作だから材料がある限り何度でもリトライできるのは利点ではありますが。結果的に我ながらうまくできたと自画自賛。

RG ガンダム アルファタウリ Ver.

もう一つこだわったのがコアファイター。こちらはバンダイ公式としては用意されていないため、AT04 の実車に倣った配色で自分なりに塗り分けてみました。
AT04 と同様に、機首部分にコンストラクターとしてのアルファタウリロゴを極小サイズのデカールを自作して貼ってあるのがポイントです。

RG ガンダム アルファタウリ Ver.

垂直尾翼にはこれまた AT04 の実車同様に角田のカーナンバー 22 と HONDA ロゴを貼ってみました。コラボガンダム本体には HONDA ロゴは一切登場していませんが、ガンダムのコア(=PU)なら HONDA ロゴを入れるのが妥当ではないでしょうか。このサイズのデカールを作るのは大変だったけどここも自己満足している部分。

RG ガンダム アルファタウリ Ver.

スケールは異なるけど 1/43 のモデルカーと並べるとちょうど良い感じ(AT04 をまだ手に入れていないので AT03 を置いてみた)。AT04 の ORLEN カラーである赤、実はちょっと異物感を感じていたのですが、ガンダムに塗ってみるとアクセントカラーとしていい働きをしています。

今夜はアブダビ GP の決勝。昨夜の予選ではアップデートされた AT04 のポテンシャルを引き出して角田が予選自己最高位である P6 を獲得し、ポイントフィニッシュに大きな期待が高まります。苦しんだシーズンを有終の美で飾れるよう、私も日本からガンダムと一緒に応援します!

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