Microsoft Surface アークマウス

長女用の Surface Laptop Go 3 にマウスを追加しました。

Microsoft / Surface アークマウス CZV-00007 （ライトグレー）

長女は今まで自宅で PC を使うときにはマウスは使ったり使わなかったりで必須という感じではなかったけど、授業や課題でガッツリ使うようになるなら作業効率のためマウスは要るでしょう。あまりかさばらないのがいいということでアークマウスを紹介したら気に入ったようだったので購入。マウスとしては高価な部類ですけどね。

持ち運び時にはフラットな板状になるのがアークマウスの最大の特徴。ディスプレイを閉じたノート PC と重ねれば片手で容易に運ぶことができるし、シャツの胸ポケットにも軽く収まる。モビリティーにおいてはモバイルマウス界最強ではないでしょうか。

本体をペコッと折り曲げることでマウス形状になります。マウスの電源はこの折りたたみに連動するから電源の切り忘れもないし、使うときにはワンアクションで使い始められます。持ち運ぶときには上から拳でグシャッと潰せばフラットになる。一般的なマウスだと底面のスイッチを操作する必要がありますが、アークマウスの手軽さを知るとそれがめんどくさく感じます。

クリックボタン部は一面の大きなタッチパッドになっていて、このパッドを指先でなぞることで縦横両方向のスクロールに対応。さらに別途ユーティリティーをインストールすれば三本指クリック対応をはじめとしたカスタマイズも可能。
Surface Laptop Go 3 本体のタッチパッドの操作性も今まで触った Windows PC の中で一番扱いやすいかもと感じたのですが、アークマウスのタッチパッドの感度もすごくちょうど良い。さすがは OS から作っているメーカーだからそのあたりのチューニングがうまいし、昔から「ソフトはイマイチだけどハード（特にマウス関係）の出来はいい」と言われるだけのことはあります。

電源は単四乾電池×2。今時なら USB-C 充電では？と思うけど充電機構をつけたらここまでの薄型にはできないかもしれないし、乾電池で公称 6 ヶ月もつなら十分でしょう。

センサーはブルー LED。ガラス面はさすがに厳しいですが、それ以外の素材なら基本的に問題なく使用可能。

なお PC との接続は Bluetooth のみです。ある程度以上の価格帯のマウスは USB ドングルと BT のハイブリッドだったりしますがそういうのはない割り切った仕様。まあ最近は Bluetooth 接続でも不安定になることもないからこれで十分ですかね。

長女用 PC のセットアップがてらしばらく触ってみた程度ですが、想像していた以上に使いやすくて驚きました。モバイルマウスとしてのサイズ感もちょうど良いし、タッチパッドの感度が良いのも扱いやすい。そして何より、一昔前のアークマウスは見た目が野暮ったかったけど今のはシンプルながら洗練されたデザインなのが良い。これは自分用にも欲しくなっちゃいましたね…私は長らくマウスはロジクール派でしたが、二十余年ぶりに MS のマウスに手を出してみようかな、と思いました。そのうち買ってしまいそう。