ツァイスが写真用レンズの新製品と思われるティザーを公開しています。
ZEISSフォトグラフィー | デジタル一眼レフおよびミラーレスカメラ用ZEISSレンズ
ツァイスといえば二年前に写真事業からの撤退の噂があり、実際に数年間にわたって新製品が出てこなかったのでかなり信憑性が高い話だと思われていましたが、水面下で開発は継続されていたようですね。
公式サイトに掲載された外観画像は近年のツァイスのデザインライン(Otus や Batis 等)とは異なり、むしろ Loxia 等のクラシック MF レンズの系統に近い。とはいえ今から新製品を発売する以上は MF 専用レンズとは考えにくく(シネレンズならあり得るけど)、おそらくミラーレスカメラ向けの AF レンズの新ラインアップをオーソドックスな鏡筒デザインで展開する、ということかと推測します。
ツァイスの公式 X(Twitter)ではティザームービーも公開されています。
👀 Have you noticed something different in our recent posts? Any guesses? 🤔 We’ve got big news coming your way—mark your calendars for February 25! 📅 #ZEISSCameraLenses pic.twitter.com/1ZvCbCyN2C
— ZEISS Camera Lenses (@ZEISSLenses) February 17, 2025
チラッチラッと写り込んでいるカメラボディが α7 系(α7R IV?)に見えることから、少なくとも E マウント対応は確定と見てよさそうです。また距離指標がスムーズに回転する様子もあることから AF 対応もほぼ確定。レンズのサイズ感からいって今回発表されるのは 85mm F1.4 あたりではないでしょうか。ツァイスの公式アカウントでは Otus 85/1.4 で撮られたフクロウ(Otus)の写真も思わせぶりに掲載されており、Otus シリーズを AF 化するようなコンセプトで新レンズ群を準備していて最初に出てくるのが 85/1.4 と考えるのが順当な予想になるでしょう。
ティザー動画が明確に中国を意識しているあたり主なターゲット市場がよく分かりますね。日本の観光地で見かける中国人観光客、やたらライカとか GM レンズ付きの α ユーザー率が高いからなあ。
正式発表は 2/25(火)とのこと。タイミング的に CP+ に合わせての発表という形になりますが、CP+ にはツァイス単独としてのブースはないんですよね。展示されるとしたらケンコー・トキナーブース内になるのかも。
まあ私が買えるような値段で出てくるとは思わないけど、長年のツァイス厨としては気になります。CP+ に展示されるなら触りに行きたいところ。
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