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手首の TFCC 損傷と治療

先日トラックボールを買う要因になった手首の怪我の話をします。

TFCC 損傷

ジムでのウエイトトレーニング中にやらかしました。それまで上げていたウエイトに少し余裕が感じられるようになったから負荷を一段階上げてみたところ、持ち上げた瞬間に手首に「パキキッ」という違和感が走りトレーニングが継続できなくなりました。何でも全力でやってしまうのが私の悪い癖で、負荷を上げたのに徐々に慣らすのではなくそれまでと同じ勢いで持ち上げたのが原因だと思います。
整形外科で診察を受けたところ手首の TFCC(Triangular FibroCartilage Complex;三角線維軟骨複合体)損傷とのこと。手首の小指側にある軟骨と靱帯の複合組織に過負荷がかかることで起こる症状らしいですね。手首を手のひら・手の甲方向に曲げる分には大丈夫ですが、小指側に曲げたり内転・外転させたりすると強い痛みがあります。また重いものを持ち上げたり引っ張ったりするのが辛い。
ちょうど同時期に小池都知事がプロ野球の始球式で剥離骨折したことがニュースになっていたので私も同じような症状を疑ったのですが、レントゲンを撮ったところ骨には異常ありませんでした。

治療といってもとりあえず湿布を貼って安静にするくらいしかないようです。利き腕の手首だから無意識に使ってしまうので数日間はテーピングで固定していたのですが、汗をかきがちな季節柄てきめんに皮膚がかぶれてしまいました。これはちょっとテーピングは無理ということでサポーターに切り換え。

ピップ / プロ・フィッツ サポーター 手首用 フリーサイズ

ProFits

エレキバンで有名なピップがスポーツケアブランド「プロ・フィッツ」から発売しているサポーター。ドラッグストアでサンプルを試した中で最もしっくりきたのがこれでした。

ProFits

ベロア調の一枚布にしか見えませんが、全体が面ファスナー(マジックテープ)を微細化したような素材になっていて表裏をくっつけるとそこで固定される仕組みになっています。それでいて剥がすときにバリバリ音がしない(完全に無音ではないけどかなり静か)のも扱いやすい。

ProFits

穴に親指を通したらそこを起点に手首を少し締めるように巻き付けるだけ。親指側から手首の小指側を引っ張るような形になることで、手首を小指側に曲げる動作が制限されます。内転・外転の制限効果はあまり強くありませんが、手首がある程度固定されていることで無意識に動かすことが減るだけでもつけている意味はあります。

単純なリストバンド型のサポーターもいくつか試してみましたが、動作をある程度制限するようなサポーターでないと意味がないように感じたのでこの親指からテンションをかけるタイプのほうが安心感がありました。

ProFits

生地の厚さは 2mm しかなく大げさに見えないのもポイントです。ガッツリ固定するようなサポーターだと大けがしたように見えるので…。
ただこれをつけているときの自分としては「指ぬきグローブがカッコイイと思ってる ’90 年代のオタク」みたいな感覚があって我ながら少し痛々しい(ぉ

しばらくこの状態で過ごしてみて少しずつ良くなっている実感はあったのですが、駅前の駐輪場で自転車をラックに乗せようとした際(混んでいたせいで重たい電動自転車の前輪を 50cm くらい持ち上げる必要があった)に同じところを同じように「パキキッ」とやってしまい、悪化しました(;´Д`)。直後は箸を持つのも辛かった…。

とりあえず完治するまであと一ヶ月くらいかかりそうな気がしています。整形外科では「次回あまり改善してないようなら MRI とりましょう」と言われています。
ジムは手首が使えないと上半身を使う運動がほぼできないのですが、しばらくは下半身と体幹を使うトレーニングだけで回すしかないですね。上半身は一ヶ月以上も休むとまた鍛え直しになるけど仕方ないか…。

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