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台湾台北市大安区の酸菜白肉火鍋

「来ちゃったよ、台湾」

台北

いよいよ今週末からドラマ『孤独のグルメ』の三年半ぶりのレギュラーシーズンがスタートします。ここまで追っかけてきた私は今シーズンももちろんできる限り巡礼していくつもりですが、その前に未訪問だった聖地に行ってきました。2023大晦日スペシャルで二年前に廻った沖縄編に続いて終盤の台湾編の聖地巡礼レポートです。

長白小館

長白小館

今回の聖地である長白小館はMRT(台北の地下鉄)の國父記念館駅のすぐ近く。中華民国建国の父である孫文の記念館や台北ドーム(野球場)のあるエリアです。いわゆる都心にあたるような場所でもローカルなお店や古い建物がたくさん見られるのが台北の面白いところ。

長白小館

入り口には大々的に井之頭五郎。そして定休日について中国語に並べて日本語でも表記されているあたり、ドラマの影響を感じます。

さすがに電話予約が難しかったから昼営業の開店時刻少し前にお店に着いたところ、時間前にもかかわらず店員さんが出てきて中に入れてくれました。

長白小館

というわけで一番乗り。混んでいる可能性を考慮して早めに来たけど、平日の昼ならそこまででもないのかも。
ちなみに我々の後に現地在住と思われる日本人数名が入店してきました。やはり日本人の認知が高い模様。

長白小館

お品書き、日本語メニューあるんだ。

基本的には火鍋の店だけど一品料理や点心も気になる。
とはいえ鍋だけでけっこうボリュームありそうだし、様子見ながらだなあ。

そんなわけでとりあえず火鍋のみ注文。酸っぱい野菜の火鍋、気になる。

長白小館

というか、注文も済ませる前に豚肉と酸菜が盛り付けられた鍋が運ばれてきました(鍋のサイズだけ先に訊かれた)。
何はなくてもこの鍋だけはデフォルトってことか。ちょっとびっくり、でもこの豚バラが敷き詰められた鍋はいかにも『孤独のグルメ』らしい見た目。この時点からして既にウマそう。

長白小館

火鍋に添えられてきたのは漬けてない白菜と春雨。
これだけ見ると日本の鍋料理と同じような感じでとても馴染み深い。台湾でもこういう鍋食べるんだなあ。今の外気温28℃くらいあるけど(笑

長白小館

そしてこれが例のソース自作コーナー。
胡麻ダレ、醤油、辛味ダレ、ニンニクダレまでは馴染みがあるけど豆腐ようとかチャイブ(≒ニラ)ソースってどんなのか想像もつかない。しかも日本の鍋料理なら単に胡麻ダレとかポン酢とかそれぞれ一種類をシンプルに使うだけなのに、ここタレは混ぜてカスタマイズするのが当然っぽい。ちょっと楽しくもあるけど恐る恐るでもある。

長白小館

こっちは薬味類。ネギは王道、パクチーもまあ分かる。胡麻油もいい仕事しそう。でもその仲間として白砂糖が用意されているというのが面白い。これは何のお手本もなしに手を出すと痛い目を見そう。

長白小館

でも大丈夫、おすすめのソースの配分表がありました。しかも日本語併記。縦書きなのに長音(ー)が横向きなのはご愛敬。
私も五郎と同じようにまずはこのおすすめに従って作ります。

長白小館

ゴマダレを二さじ、ニンニク、豆腐よう、チャイブソースを各半さじ。あとはお好みでネギと、パクチーはたっぷり。

タレを準備している間に火鍋がイイ感じに煮立ってきましたよ。

長白小館

そこに注文してあった牛肉と羊肉も着弾。

劇中での五郎は豚肉の酸菜火鍋に追加で牛肉と羊肉を注文したのかと思っていました。が、実際には「酸菜白肉(豚肉)火鍋に加えて豚・牛・羊からの二皿選択」までがセットになっていたという。だから↑の写真が小鍋(二人前相当)です。日本の鍋料理の感覚だと四人前くらいあるんですけど!
でも台湾や中国では食べきれないほどの料理を提供するのがおもてなしというし、きっと日本との食文化が違う部分なんだろう。

では、いただきます。

長白小館

イイ感じに火が通った豚バラに自作のソースをたっぷりつけて…、

おおっとぉ?これは超絶ハオツーですよ!?
白菜漬けと一緒に食うとうまさ百倍。

酸っぱい白菜の漬物の鍋ってどんな感じかと思ったら、乳酸っぽい酸っぱみ。辛くないキムチって感じ。今まで食べたことがなくても、日本人的にもなんとなく馴染みのある味で癖になりそう。

長白小館

たまらずに台湾ビールを注文しちゃいました。

酸味のある鍋に濃厚なタレ、そこにサラサラ飲めちゃう台湾ビール。この組み合わせ、最強すぎる。

長白小館

鍋の酸菜の中からカニ発掘。これ食べる用っていうより出汁用だよね。他にも乾燥小エビとか、出汁が出そうな食材がいっぱい入ってる。こういうのが白菜漬けの酸味と相まって、日本の鍋とはちょっと異なる重層的な味わいを成立させているんだなあ。

豚肉も白菜も散々食ってきたけど、こんな食べ方があったとは台湾大仰天だ。
あー。このスープ、顔がほころぶ酸っぱさよ。

長白小館

おかみさんが牛肉や羊肉を指さして「シャブ、シャブ」と言うのでしゃぶしゃぶ的な感じで食べてみました。
牛肉はイメージ通りのしゃぶしゃぶっぽい味。羊肉は、羊らしい風味が何とも言えない。パクチーたっぷりめの胡麻ダレソースにめちゃくちゃ合う。

三種類の肉を行ったり来たりできる贅沢。これはいくらでも飽きずに食べていける。

長白小館

鍋の中にけっこうたくさん入っている台湾流の凍り豆腐。
高野豆腐的なジュワジュワ系で、鍋の出汁をたっぷり吸ったやつ。なにげにこれがこの鍋の隠れた主役なのかもしれない。

長白小館

ようし、第二回戦、いくぞ。追撃のビーフ&ラム。

牛肉と羊肉が加わることで出汁がだんだん育っていく。漬物じゃない白菜がクタクタになって、その出汁を吸ってさらにうまい。春雨もいい仕事をしている。

長白小館

そしてソースも新たに。
こちらもゴローに倣ってホットペッパー&醤油主体のちょっと濃いめのソース。砂糖もちょいと入ってる。

ゴローは「レモン入れすぎたな」と言ってたから私はレモン汁は少なめにしてみたけどそれでも酸味強い感。そもそもが酸菜鍋だから、むしろレモンは足さなくても良いのかもしれない。
でも、いい。牛肉や羊肉にはこっちの濃いタレがよく合う。

長白小館

そして一通り食ってよく分かった。この鍋は豚に尽きる。
牛肉もラムももちろんうまいんだけど、豚の三枚肉と白菜との相性が最高、最強。

そしてソースは自己流で胡麻ダレ多め、そこに豆腐よう、ホットペッパー、胡麻油、という感じで担々ソース風にしてみたらこれが大正解。一度目の訪店にして自分のベストレシピを引き当てたかも。

あ~、いい。メシとの出会いは一期一会の真剣勝負だ。

長白小館

途中、食べきれるかちょっと自信ない瞬間もあったけど結局完食。うまかったなあ…。
でもゴローが珍しく白飯を頼まなかったのが解る気がする。この火鍋、主菜にして同時に主食でもある。これだけで十分なんだ。
ただ我々は今回二人で小鍋(二人前相当)を完食でした。ゴローのように独りでは完食できなかったと思います。残しても良いとは分かっていてもちゃんと食べきりたい私は根っからの日本人。

ちなみに店内の日本語充実ぶりとは裏腹に日本語でコミュニケーションできる店員さんはいませんでした。が、男性の店員さんが英語ができたから意思疎通には特に困りませんでした。

ずっと来たかった店にようやく来ることができて大満足。ごちそうさまでした。
来年度も元気でモリモリ食べられる一年でありますように。

『孤独のグルメ』聖地巡礼 全店レポート
ドラマ&漫画『孤独のグルメ』の聖地を実際に巡礼してきた本人によるまとめです。(一部未巡礼店あり)。ドラマ『孤独のグルメ』漫画『孤独のグルメ』

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